肉まんにかける調味料 福岡は酢醤油派?他地域では辛子派、味噌派、ソース派も…激しい地域差が話題
肉まんにかける調味料の地域差がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは福岡出身の漫画家、新島秋一さん(@niijimaakiichi)が「福岡で肉まん酢醤油かける話」と投稿した漫画。
肉まんにかける調味料には地域で大きな違いがあるようだ。今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「上京して肉まん買って酢醤油つかなかったときの困惑を思い出しました。」
「ビニールの醤油差しに酢醤油が入っていて、真ん中のヘソの部分に刺して入れてました。
ローカルなやり方かなぁ。」
「酢醤油は一口食ってからそこからしみこませて食べる感じだったなぁ」
「神戸では、味噌つけて来る店もありますね・・・」
「掛けてじゃないけどウスターソース+辛子はやります。551系の餡と合うんですよね。ミンチカツも同様」
など数々の共感の声や情報提供が寄せられている。新島さんに話を聞いた。
ーー他地域ではあまり肉まんに酢醤油をかけないと知った時期は?
新島:10年ほど前に知り合いと会話しているときに気付いて、それからしばらくして福岡を題材にした漫画を描く機会に恵まれたのでお話のネタにしてみました。
ーー肉まん×酢醤油の取り合わせの魅力は?
新島:九州の人って甘辛とか甘じょっぱいとかが好きな気がしています。醤油に元々糖類が入っていることが多く、甘めなせいかもしれませんね。中華まんのほんのりした甘さに酢醤油がいい感じにマッチして、九州人の口にあってるのかなって思います。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
新島:時代とともに地方の文化性は失われていくものだと思いますが、今でも昔と同様に思っている人がたくさんいてうれしかったなと思います。
◇ ◇
酢醤油、味噌、辛子、ソース…自宅で肉まんを食べる際はいろいろ味わいを変え、地域の食文化に思いを馳せるのも一興かもしれない。
なおドラマ化もされた新島さんの代表作「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」(秋田書店)は現在、第4巻までコミックスで発売中。チャンピオンクロスでも購読できるので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(よろず~ニュース特約・中将タカノリ)