維新・馬場代表、禁止法案提出した立民幹部の政治資金パーティー開催に「立派なことをおっしゃるがやらない」
日本維新の会の馬場伸幸代表(59)が23日、国会内での会見で、立憲民主党の大串博志選対委員長(58)が6月に政治資金パーティーを開催することに触れ「(立民は)立派なことをおっしゃいますけど、なかなかやらない。やがて国民の間に広がって、どの政党なら信頼できるかということが徐々に明らかになってくる」と批判した。
立民は20日、「政治資金パーティーの開催の禁止に関する法律案」を単独で提出している。大串氏は6月17日に、都内のホテルで政治資金パーティーを開くことを明らかにした上で、法律が成立すれば行わないとした。
馬場氏は「他党のことですから、お好きなようにされたらいいと思いますが…」と前置きした上で「やっぱり国民が見て信頼を得られるかどうかは、有言実行するかどうかと思います」と述べた。
「我が党は、それがひとつの維新スピリッツになっている。言ったことは必ずやると。できることはまず、率先してやるということを貫いてきた」と、維新の“有言実行”を強調した馬場氏は「イコールフッティング(公平性)という国民が聞いても全然理解のできない理屈を持ち出す」と、立民の姿勢に苦言を呈した。
(よろず~ニュース・杉田 康人)