鳩山元首相、立民幹部のパーティー中止に見解「個人名を公開し、政官業癒着の企業団体献金を禁止すべき」
鳩山由紀夫元首相が26日夜に自身のX(旧ツイッター)を更新。政治資金パーティーの開催を禁止する法案を国会提出した立憲民主党の幹部が、禁止法案との整合性が疑問視された開催予定のパーティーを中止したことを受けて「パーティーをやるべきでない」と見解をつづり、「購入した個人名公開」などの代案を示した。
鳩山氏は「政治資金パーティーの禁止法案を出している立憲民主党の幹部がパーティーをやろうとして自粛に追い込まれた。」と切り出し、「正しいと思うなら法案の如何に関わらず立民はパーティーをやるべきでない。」と主張。その上で、「私はパーティーの禁止ではなく購入した個人名を公開して、政官業癒着の温床である企業団体献金を禁止すべきと思う。」と持論を展開した。
立憲は20日に政治資金パーティーの開催を禁止する法案を国民民主党との共同提出とは別に単独で衆院に提出したが、同党幹部は「禁止法成立までの開催に問題はない」などの見解からパーティー開催を予定。それに対し、禁止法案との整合性を疑問視する声が党内外から上がり、立民の一部若手は24日、党執行部に対応を改めるよう求める提言書を出していた。岡田克也幹事長と大串博志選対委員長は25日、それぞれが予定していた自身の政治資金パーティーを中止すると表明した。
鳩山氏の投稿に対し、Xユーザーからは「本当にその通り」「全部公開すればいい!」「透明性がなければ、どんな規制も無意味になったり、抜け穴を見つけるだけですね」といった声が続いた。
(よろず~ニュース編集部)