トータス松本 文春報道受け所属事務所が声明「重く受け止め、責任を痛感」アパレル会社代表取締役は辞任

 ロックバンド「ウルフルズ」のボーカル・トータス松本(57)に関する文春報道を受け、所属事務所「TAISUKE」が29日、公式ホームページなどで声明を発表した。

 共同で代表取締役を務める森本泰輔氏の署名で公開された文書で「5月30日発売の「週刊文春」および5月29日に配信された『週刊文春電子版』の弊社所属トータス松本に関する記事内容(以下、両記事を併せて『本件報道』といいます)につきまして、日頃から応援してくださっているファンの皆様、そして、ご支援くださっている関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。文春オンラインではこの日、松本が代表取締役を務めていたアパレル会社でコロナ雇用調整助成金の不正受給があったという内容で報じていた。

 それを受けて「本件報道の内容をトータス松本も重く受け止め、責任を痛感しており、信頼回復に努めてまいります。尚、トータス松本は、名目的なものではあるものの、本件報道で問題とされた会社の代表取締役の一人でありましたが、同社と協議の上、辞任しました」と松本の辞任を発表。不正受給の事実関係について事務所は「株式会社文藝春秋週刊文春編集部より質問状を受領するまで、トータス松本は事実を全く認識しておりませんでしたが、自らの社会的責任を痛感し、質問に直接回答するべくインタビューに応じ、自ら知るところを包み隠さず話したという経緯でございます」と、松本は認識していなかったことを説明した。

 報告文全文は以下の通り。

  ◆                                ◆

 平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

 5月30日発売の「週刊文春」および5月29日に配信された「週刊文春電子版」の弊社所属トータス松本に関する記事内容(以下、両記事を併せて「本件報道」といいます)につきまして、日頃から応援してくださっているファンの皆様、そして、ご支援くださっている関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。

 本件報道に際して、株式会社文藝春秋週刊文春編集部より質問状を受領するまで、トータス松本は事実を全く認識しておりませんでしたが、自らの社会的責任を痛感し、質問に直接回答するべくインタビューに応じ、自ら知るところを包み隠さず話したという経緯でございます。ご心配とご迷惑をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます。

 本件報道の内容をトータス松本も重く受け止め、責任を痛感しており、信頼回復に努めてまいります。

尚、トータス松本は、名目的なものではあるものの、本件報道で問題とされた会社の代表取締役の一人でありましたが、同社と協議の上、辞任しました。

 株式会社タイスケ 代表取締役 森本泰輔

(よろず~ニュース編集部)

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