池袋に挑戦状!秋葉原で新たなコスプレイベントが誕生「第二のえなこさんを作りたい」

 秋葉原から池袋に挑戦状だ。コスプレイヤーの撮影会、トークイベント、オンライン配信を融合させた新イベント「コスマップ撮影会vol.1」が30日、東京・秋葉原のソフマップAKIBA アミューズメント館で行われた。池袋が際立つ東京のコスプレ界で、秋葉原の存在感を高めることを目指している。

 イベント名はコスプレと会場名をかけ合わせた。アイドルグループ「かるちべいと」のメンバーでもある桃兎ももあをメインMCに、いすみ、けぇこ、ニャロメ・ニア、まるすけ、ゆずき、6人のコスプレイヤーが集結。イベント開始前に取材に応じた。

 運営側の代表は「秋葉原はサブカルの中心地だがコスプレは弱い。インバウンドで外国人が増えている中、秋葉原でコスプレの魅力を高めて、オタク文化を盛り上げたい」と狙いを説明。版権を考慮し、コスプレはオリジナル衣装で臨む。

 SNSでテキストを用いた交流は盛んだが、コスプレイヤー同士のトークショーはさほど盛んではなく、撮影会でも会話を楽しむまでの時間はない。小悪魔系のコスプレで登場した桃兎は「コスプレの楽しさ、コスプレ文化を広めていきたい。普段は主に写真で私たちを見ている方々に、この子はこういう性格なんだ、こんな声をしていたんだ、というギャップも楽しんでもらえたら」と意気込んだ。

 「めるてぃ~たいむ」でアイドルユニットを組むニャロメ・ニア、いすみは双子の天使をモチーフとしたコスプレで登場。ウェブサイトを制作するフリーランスとして、世界各地のコスプレイベントに参加し、この度起業を果たしたけぇこは「サイバー×メイド」のコスプレを披露。普段は元気っ子が好きというまるすけは、イベントに合わせてサイバー系コスチュームに身を包んだ。ゆずきはサイバー感を織り交ぜたチャイナ衣装姿で笑顔を見せた。

 桃兎が「ちゃんとしゃべられるところを見せたい」と言えば、けぇこは「本当は声が低いところとか、そんなギャップを見てもらえたら」と、ニャロメ・ニアは「フォロワーさんには写真を見てもらっていますが、実際に話したり動いているところも、もっと知ってほしい」とアピールした。

 まるすけは「普段は元気っ子ばかりやっているので、こういうオトナっぽい見た目もいいなと言ってもらえたらうれしい」と、ゆずきは「写真だと怖そう、と言われますが、実際に会うと印象が違うね、とよく言われます。実際の自分を見てもらえれば」と語った。いすみは「最近しゃべるのがあまり得意ではないことに気付きましたが、ちゃんとできるところを見せたい」と決意を掲げていた。

 YouTube配信も行い、海外にも視線を向ける。次回開催は6月24日。当面はこの6人でイベントを重ね、新メンバーが追加する構想も描く。将来的にはゲーム会社、アニメなどとスポンサー契約を結び、コスプレでキャラクター等をPRすることも目指している。運営側の代表は「第二のえなこさんを作りたいですね」と夢を描いていた。

(よろず~ニュース編集部)

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