『鑑真』だと日本にたどり着く確率が1/6なんだけど…日本・中国間を航行する国際フェリーのネーミングが話題
日本・中国間を航行する国際フェリーのネーミングがSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは「日中国際フェリー、新造船『鑑真号』を6月8日に就航」というニュースに反応したフォウさん(@four_Chetyre)の
「鑑真だと日本にたどり着く確率が1/6なんだが大丈夫か?」という一言。
鑑真号は大阪・神戸と上海間を航行する日中間の定期国際フェリー。その名の通り奈良時代に中国から日本に渡り戒律を伝えた鑑真和尚にあやかっているわけだが、彼が周囲の妨害や悪天候により5度も渡航に失敗していることを思うとなんだか複雑な気持ちになるのも確か。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「鑑真さんが日本と中国に深い縁があることはわかってるけど、よりによって船の名前にしなくてもいいだろ感はある」
「鑑真和尚って中国からの密出国なんだが大丈夫か?」
「上海から帰る時良く乗ってたなぁ。荷物検査超ザルだから船内になんでも持ち込めてしまったやつ。ちゃんと日本につきますぞ。」
「40年以上同じ名前の船が往復してます(「新」がついたりはある)。特に事故は起きてないはず。」
など数々の共感の声が寄せられているのだ。
フォウさんに反響への感想を聞いたところ
「ニュースを引用した軽いジョークのつもりだったので驚きました。やっぱりXには日本史ネタが好きな人が多いなぁ思いました。日本史を知っているとこういうジョークも楽しめます。歴史の面白みを再認識しました」ということ。ネーミングというのはなんとも難しいものだ。
なお今回の話題を提供してくれたフォウさんは日頃、廃墟や工場夜景などの貴重な写真をSNS上で紹介している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(よろず~ニュース特約・中将タカノリ)