JO1金城碧海&鶴房汐恩、甲子園パフォで魅せた進化 「こわばった」緊張から1年「声援も大きかった」
11人組グローバルボーイズグループ・JO1の8thシングル「HITCHHIKER」がオリコンデイリーシングルランキング(5月28日付)で同グループ最高となる初日売上41.6万枚を記録。同ランキングでは、デビューシングルから8作連続の1位獲得と勢いが止まらない。このほど、メンバーの金城碧海(24)と鶴房汐恩(23)がよろず~ニュースの取材に応じ、大舞台「阪神甲子園球場」と「紅白歌合戦」について語った。
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最新シングルはグループ最高の滑り出しという吉報。鶴房は「素直に嬉しいですね」と喜びつつ「当たり前と思っちゃいけない」と表情を引き締めた。金城も「(数字自体は)メンバーは気にしてないです」とした上で「増えれば増えるほど、聴いてくださった方が増えたというモチベーションになります」と語った。
同シングルの収録曲「Test Drive」は今シーズン、阪神タイガースの「Panasonic presents VICTORY DISCO」(本拠地試合で勝利した後の特別演出)で使用されており、ファンの勝利の興奮を引き立てている。4月には甲子園で試合前パフォーマンスを行い、外野芝生上で同曲を披露。スタンドの虎党たちを盛り上げた。
金城は「親子で来てくださった方で、奥さんとお子さんだけが『〇〇くん!』って“推し”の名前を呼んで、ちょっと嫉妬してる感じのお父さんが可哀想でした(笑)」とおどけつつ、「JO1を知ってくださっている方が前回よりも多いので、声援も大きかったのかな」と手応えを口にした。
金城が話す“前回”というのは、2023年4月に甲子園で行った試合前パフォーマンスのこと。7thシングル「TROPICAL NIGHT」のリード曲「Tiger」を披露した。その時のことを金城は「盛り上げきれなかった印象がありました」と反省。「あおりも含めて、緊張でこわばっていた」と聖地の雰囲気に圧倒された。また、普段のライブでは細かくバミリ(立ち位置の目印)を配置し、正確なフォーメーションやポジショニングを取っているが、芝生のためバミリを置くことができない難しさもあったという。1年ぶりに帰ってきた甲子園は、そうした反省や悔しさも払拭する舞台となった。
デビューから国内外さまざまな舞台を経験。23年大みそかには2年連続2回目の紅白歌合戦に出演。白組のトップバッターを見事に飾った。
「首が痛くて痛くて、あいさつで頭下げまくって」(金城)と大御所がひしめく舞台裏にはまだまだ慣れないようだが、肝心のパフォーマンスは「やり切ったんじゃないですかね、場数を踏んできましたから」(鶴房)と手応え十分。同じ事務所のINI、DXTEENとの同時出演も期待されるが、鶴房は「3グループ集まることがめったになくて、そういう話にならないですよね」としつつ、「(同時出演しても)JO1が1番でありたいと思っています」と語った。
実は紅白初出演(22年大みそか)から3カ月後に、金城と大平祥生(24)にインタビューする機会があり、紅白の話題になった。その際、大平は「もうちょっと継続して出演できるようになって初めて紅白歌手なのかなと。まだまだ紅白歌手とは言えないです」と語り、金城もそれに同意していた。
それも踏まえて、2人に「JO1は紅白歌手だと思いますか?」と聞いてみた。すると、しばし考えたのち「紅白歌手です!書いといてください(笑)」と笑っていた。
(よろず~ニュース・藤丸 紘生)
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