へずまりゅう “へずま節”全開の都知事選公約を4つ発表 「おじいちゃんおばあちゃんは東京から離れて」
元迷惑系ユーチューバーの“へずまりゅう”こと原田将大氏(33)が6日、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明。この日都庁で会見し、4つの公約を“へずま節”で公言した。
一つ目の公約は「知事報酬の全額寄付」。へずまは「毎月困っている自治体に寄付して、その証明書を出そうと思っている」と話し、その目的については「国のために全て寄付しようと思っている。そうすれば形上、国に戻ると思うので」と語った。またその間は、実家の家業である農業を東京で行って自給自足生活を行うと明かした。
二つ目は「開示請求で情報が黒塗りにされる理由の明確化」。知り合いのユーチューバーの話を引き合いに、開示請求時の情報の明確化について訴えた。
三つ目は「若者を政治の主役にしたい」。23年に豊島区議選挙に立候補した際、「高齢者に厳しい社会、豊島区へ」という過激なキャッチコピーを掲げて活動を行っていた。それについては「言い過ぎたと感じていた」と話しながらも「やっぱり若者を主役にしたい。若者が選挙に出やすくなるように。若者が主張しやすくなりたいと思います」と強調。供託金として支払った300万円も100万円にするなど、ハードルを下げたいと語った。
四つ目は、「高齢者の免許返納の促進」。「東京で車に乗る意味がわからない」と切り出し、「身内が(高齢者ドライバーからの)交通事故に遭ったこともある。自分としては60歳で返納してほしいです。公共交通機関も整っている」と理由を話した。また都政の現状ついて問われると「悪いです」と一喝。「若者を主役にしたいので。おじいちゃんおばあちゃんはできれば東京から離れていってほしい。若者の主役の街にしていきたいです」と“へずま節”も披露した。
本名ではなく「へずまりゅう」という名前で立候補する理由については「本名より(都知事選について)世の中のたくさんの人たちが注目して、知ってくれると考えて。SNSで大炎上して迷惑かけた名前だからこそ決めました」と説明。所信表明として「元迷惑系YouTuberだと言われているんですけど、自分自身も元だと思っている。現在は石川の能登半島の震災ボランティアに行くなど、人に迷惑をかける活動はしていない」と断言し、「今回の都知事選挙、本気で頑張るというのを皆さんに示せたらなと思います」とやる気を見せた。
(よろず~ニュース編集部)