「キン肉マン」新作アニメ、リキシマン→ウルフマンに変更 “元ネタ”千代の富士さんは元々OKだった!

 芸人のケンドーコバヤシが人気テレビアニメの新シリーズ「キン肉マン完璧超人始祖編」(7月7日放送開始、CBC・TBS系)でウルフマンを演じることが17日、アニメ公式サイトで発表された。過去のアニメ作品では「リキシマン」のキャラクター名だったが、原作漫画と同じ「ウルフマン」に“改名”することを受け、原作者ゆでたまごの嶋田隆司氏が喜びを口にした。

 嶋田氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「『キン肉マン完璧超人始祖編』からリキシマンでなく正当な名称ウルフマンに戻します。しかも声を演じられるのはキン肉マン大好き芸人ケンドーコバヤシさんです」と報告。ファンからは「千代の富士世代でウルフマン好きとしては嬉しい限り…」「天国の千代の富士も喜んでいると思います」などの声が寄せられた。

 ウルフマンは31回の幕内優勝を果たした昭和の大横綱・千代の富士(本名・秋元貢、後の九重親方、2016年死去)をモチーフとしたことで知られている。千代の富士のニックネームが「ウルフ」だった。

 嶋田氏はファンのコメントに呼応する形で、キャラクター名がリキシマンとなったいきさつを「元々千代の富士さんはウルフマンでOKだったんです、テレビ局制作側の自主規制だったんです まだ22歳のゆでたまごは何もわからず戸惑いだけでした。だから今回は嬉しいです」と明かした。

 さらに、1983年の初代アニメの放送開始時に千代の富士からクレームが寄せられたのでは、という声には「言ってません。ウルフマンでよかったのにって引退後 お会いした時におっしゃってました。テレビ局の自主規制ですね」と説明した。同様に「生前から千代の富士関はウルフマンでよかったのにっておっしゃられてました」「問題なんか元からないです テレビ局の自主規制です」と対応。ウルフマンへの“改名”を全面的に支持するとともに、千代の富士とのいきさつを明かした。

 なお、ケンドーコバヤシは大の「キン肉マン」好きで有名。ピン芸人転身前に村越周司と組んだコンビ名は「モストデンジャラスコンビ」だった。これは原作でウルフマンとブロッケンJr.のタッグチーム名「モーストデンジャラスコンビ」に由来する。

(よろず~ニュース編集部)

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