空っぽの部屋が5年後「ここまで成長」平成にタイムスリップ!お宝ぎっしりネット釘付け 住人が語る目標
何もなかった空っぽの部屋に、平成の懐かしアイテムをコツコツ集め続けて数年。“あの頃の憧れ”をぎゅっと詰め込んだ部屋に変貌。この部屋を作り上げた、平成こじらせ部屋(@heisei_kojirase)さんにきっかけや今後の目標を聞いた。
平成こじらせ部屋さんは17日、自身のXで2枚の写真を公開。いずれも自宅の同じ部屋で、一方は2019年、もう一方は2024年に撮影したものだという。Xで流行中のハッシュタグ「#私はここまで成長しました見た人もやる」を添えて「私じゃなくて部屋だけど」と紹介。空っぽの部屋(19年)からの変貌が話題を呼んでいる。
正面には映画「映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険」(1996年公開)など、平成を彩った作品のポスター。壁面には「すきっとフルーツ飲料 ごめんね。」(サントリー)など、今ではお目にかかれないジュースの空き缶がズラリ。その他にも、スーパーファミコン、NINTENDO64などの懐かしいゲーム機、漫画、フィギュア、カード類…懐かしアイテムがところ狭しと並んでいる。
平成こじらせ部屋さんは1988年(昭和63年)生まれ。翌89年から始まる「平成」の直撃世代だ。
本格的に平成グッズの収集を始めたのは2年半前。元々漫画やフィギュアは保有しており、「友人が家に来た時、コレクションの中でも懐かしい物を見るとテンションが上がっていて、思い出話に花が咲き、これはいいなと思い、どんどん懐かしい物ばかりを購入するようになりました」ときっかけを明かした。
住まいは2LDKのマンション。その内、リビング以外の2部屋を「平成こじらせ部屋」に割り当てている。一部屋はコレクションルーム、もう一部屋は小学生当時の憧れを再現した部屋だという。主にネットショッピングで購入しながら、中野ブロードウェイや中古品販売店も利用。その総額は「もうわからないですね。考えたことないです!」と、とにかく夢中で集め続けた。
部屋作りの過程をYouTubeなどSNSで発信。それが実を結び、ロックバンド・MUCCの楽曲「Violet」のMV撮影など、さまざまなジャンルの仕事にもつながっている。今後の目標は「一軒家に引っ越して“平成こじらせハウス”を作ることです」。現在の住まいでは、平成の小学生男子のこじらせ部屋を再現しているが、「(平成こじらせハウスでは)女子部屋や中高生の部屋も再現したいと考えてます」と幅を広げることを見据えている。
(よろず~ニュース・藤丸 紘生)
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