還暦を迎えたAさんも“困惑” 自宅Wi-Fiの「5G」と「2G」その違いとは
還暦を迎え、第二の人生を謳歌中のAさん。長年勤めた会社を退職し、これからは自宅でゆっくり過ごそうと考えていたものの、仕事人間だったAさんは何をして過ごすか暇を持て余していた。そんなAさんに娘がすすめてくれたのが「自宅Wi-Fi」だ。自宅で映画が見放題になると聞き、早速Wi-Fiを導入し、さらに動画配信サービスにも加入して、懐かしい映画を楽しむようになった。
快適なWi-Fi生活を楽しむようになったAさんは、ある日Wi-Fiの接続画面に「5G」や「2G」といった表示が現れるのに気付く。これって何か違いがあるのだろうか。詳しく解説していこう。
5Gと2Gというのは、それぞれ異なる周波数帯を使ったWi-Fiの規格である。わかりやすく道路に例えて解説してみる。
5G(5GHz帯): 広い車線を持つ高速道路。速度が速く、多くのデータを一度に送受信可能。一方で障害物に弱く、電波が届きにくいという弱点をもつ。
2G(2.4GHz帯): 車線は少ないものの、渋滞しにくい一般道路。速度は5GHz帯に劣るものの、障害物を回り込む力があり、遠くまで電波が届きやすいのが強み。ただし、電子レンジやテレビなどの家電製品で同じ周波数帯を使用するものもあり、電波干渉を受けて動作が不安定になることがある。
これらの特徴を踏まえて、それぞれをどのように使い分ければいいのだろうか。速度の速さが強みである5Gは、高画質動画をスムーズに見たりオンラインゲームを遊んだりなど、大容量のデータを扱う時に有効である。
一方、2GはWi-Fiルーターから離れた場所で使ったり、壁や家具などの障害物が多い場所で使ったりする場合におすすめだ。5Gと2Gの特徴を理解して、環境に合わせて使い分けるといいだろう。
懐かしの映画を楽しむことの多いAさんの場合は、Wi-Fiルーターの近くで障害物を減らし、5Gを使用した方が快適に映像を楽しめるはず。
最初に5Gか2Gのどちらかに設定したまま使用し続けている人もいるかもしれないが、それぞれの特性を理解すれば、より快適にWi-Fiを使用できるだろう。今一度、自身がWi-Fiを使用している環境を見直して、適切な周波数帯を試してみてはどうだろうか。
(よろず~ニュース特約ライター・夢書房)
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