“国内トップクラス”わずか高さ1.2メートルの高架下!鉄道ファンの間でも有名な撮影スポット
大阪には鉄道ファンの間で有名な撮影スポットがある。JR塚本駅から北へ徒歩で約15分。車両の高さ制限1.2メートルの道路標識が設置されている“国内トップクラス”と言ってもいいくらいの低い高架下だ。実際に通ってみると、身長171センチの筆者は背中を丸めて姿勢を低くしなければならないほど。この日は特急サンダーバードの回送列車と遭遇。ガタンガタンとごう音を立てながら通過する列車の音を聞いた。振動が地面に伝わってきて臨場感たっぷり。あっという間にJR大阪駅方面へと向かった。
JR大阪駅から回送される列車のほとんどが、この高架の線路を通過する。神戸方面、大阪方面に分岐するちょうど真ん中にあるのでJR西日本で活躍するさまざまな列車を見ることが可能で、北陸方面を走ってきたイベント列車が回送列車として通る事もまれにある。JR新大阪駅の裏手にある宮原総合運転所から大阪駅に回送するサンダーバード、運が良ければ、トワイライトエクスプレス瑞風と出会えることもある。
だいたい1時間に2本程度で何かの列車を見ることができる。同路線は東海道線をバイパスするため、1918年に開業して現在も運行中。また、JR西日本の臨時列車では、同路線を走行して京都鉄道博物館に直接入線するツアーも実施されている。
高架下の近くには迫力十分の列車を撮影できる絶好のスポットが点在する。ただ、列車との距離が近いので、写真を撮影する時などは、あまり近づきすぎないように気をつけて、周囲にも配慮をお願いしたい。
(よろず~ニュース・KEISUKE)