「この作品は伝説になる」身長50m 怪獣アユラが話題…岐阜の街を破壊!本気すぎる制作陣に高まる期待
岐阜を舞台にした特撮映画「アユラ」の予告編が公開され話題です。
巨大な鮎が現れ、岐阜の街を破壊。どうやら対戦用のロボット?も用意されている模様。ゴジラシリーズを手掛けた制作陣が集まったことも話題になり、クラウドファウンディングは10日で目標金額を達成。特撮ファンの期待が高まります。
一体なぜ岐阜に怪獣が?本作品の監督であり「ゴジラvsメガロ」なども手掛けた柴田晃宏監督(東海制作)に話を聞いた。
--アユラとは一体?
柴田:岐阜に突如現れた鮎型の怪獣です。生態も誕生理由も不明な怪獣として描かれています。身長は50m程度で想定中。5つに分かれた尻尾は遡上する鮎の群れからイメージされました。
--なぜ岐阜なのでしょうか?
柴田:一番の理由は、私の地元であるからです。2018年に東宝主催で開催されたクリエーターズオーディションで「岐阜ゴジラ」と「DRESS」の2作品が受賞しました。そこで同受賞者である上西琢也氏(白組)と作品を作れるチャンスを頂き、製作したのが「ゴジラvsメガロ」で、現在、「 GEMNIBUS(ジェムニバス)vol.1」として映画館で公開中です。
怪獣や特撮の機会を頂くうちに「岐阜ゴジラ」の様に、また地元岐阜で怪獣映画を作りたいと思うようになりました。出来るだけ派手に岐阜をぶっ壊したいです。
--制作陣も「本気すぎる」と話題です。
柴田:本作で私は監督とカメラマンも務めます。共同監督・脚本として、同じく監督として映画製作をする佐野航さん。更に白組に所属し「シン・ゴジラ」や「ゴジラ-1.0」にもVFXスタッフとして参加した上西さんが特技監督として参加します。
--予告編に登場した、アユラと闘う「メカウ」とは?
柴田:岐阜市役所の地下に格納されていた「対巨大鮎型生物迎撃用鵜型決戦兵器」です。「工場が多い都道府県ランキング」1位の岐阜県の叡智の結晶で、今作主人公の薫が乗り込み、アユラと戦います。
アユラの作品中盤、メカウは岐阜中からパワーを集めて戦う展開で、岐阜の企業スポンサーのロゴや看板を、F1の企業ロゴの様に「メカウボディ」に掲載することで進化するのですが、まだパワーが足りない様子で…岐阜の企業様、岐阜に関連する企業様、スポーツチームや個人名も掲載可能ですので、メカウに力を協力頂ける方、募集中です。
--特撮ファンにメッセージをお願いします。
柴田:この作品は伝説になるので、推せる時に推してください。今が推し時です!最高のエンタメ特撮映画に仕上げるので応援よろしくお願いします!
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SNSでは「めちゃくちゃおもしろそう」「岐阜をめちゃめちゃにしてほしい」「庵野秀明監督リスペクトを感じる」などの声が。作品は20分程の短編でネット配信を予定しているとのこと。巨大な鮎と鵜が闘い、岐阜をぶっ壊す……公開が待たれます。
(よろず~ニュース特約・ゆきほ)