国民・玉木代表 堀井学衆院議員の「裏金」スーツ、サウナ代使用疑惑受け自民に再調査要求「私的流用ないは嘘」
国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が23日、国会内での定例会見に出席。違法な香典配布をめぐり東京地検特捜部から公選法違反容疑で任意聴取を受けている堀井学衆院議員(52)=自民党を離党=が、自民党派閥の政治資金パーティー事件にからむ「裏金」をスーツ代やサウナ代に流用したとの疑いがあるとの一部報道を受け、「自民党の調査で100人近い人に調査した中で、裏金が私的に流用されたケースはないと結論だったと認識おりますけれど、これは嘘だったということになる」と指摘し、自民党に調査のやり直しを求めた。
玉木氏は「私的に使ったってことですよ。そのことが明らかになったわけですから、自民党の調査をやり直して、もう1回説明責任を果たすべきだと思います。裏金疑惑第2弾と申し上げましたが、未だに何に使ったのかというフタが少しづつで開き始めている。まだまだこの問題はここから。何も終わっていません」と指摘した。
国税や検察の調査、捜査を引き続き求めた玉木氏は「自民党が自浄作用を働かせて、私的流用はなかったと整理した自民党の内部調査をやり直すことが必要」と強調。秋の臨時国会で、政治資金規正法再改正の議論をやるべきだとし「こういうことを放置すべきではありませんので、ここは厳しく注視し、追及していかなければならない」とした。
(よろず~ニュース・杉田 康人)