がん公表の漫画家、死去した坂田信弘さんに思わず「約束が違うよ 馬鹿!」と涙 「DAN DOH!!」でタッグ
プロゴルファーで漫画原作者でもあった坂田信弘さんが22日に76歳で亡くなっていたことが25日、分かった。小学館「ビッグコミックオリジナル」編集部、「週刊ビッグコミックスピリッツ」編集部が公式サイトに文書を掲載して発表した。
坂田さんが原作を担当し「少年サンデー」で1995年から2000年まで連載され、アニメ化もされたゴルフマンガ「DAN DOH!!」で作画を担当した漫画家・万乗大智氏は自身のX(旧ツイッター)に、「ありがとう坂田プロ」と言葉を添えた、主人公・青葉弾道(ただみち、ニックネームはダンドー)と坂田さんの2ショットイラストを掲載し追悼した。万乗氏がXに掲載したコメント全文は以下の通り。
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坂田プロ
お互い密かに連絡しあってバンジョーのガンの状況の方がヤバいって話し合っていたのに
先に風間先生の所へ行ってしまうなんて
ひどい
約束が違うよ
まだ2人でダンドーやろうなって
約束したのに
馬鹿!
馬鹿!
馬鹿!
先に行くなんて
◆ ◆
万乗氏は2020年5月に大腸にがんが見つかったことをSNSなどで公表していた。自身も病と闘っていただけに、ショックも大きかったようだ。坂田さんの原作者としての代表作「風の大地」の作画を担当し、22年に亡くなったかざま鋭二さんを引き合いに出し「約束が違うよ 馬鹿!」とののしるように嘆いた。
続けての投稿では「今日はガンの痛みがひどい 麻薬系の痛み止めを飲んでも辛い 坂田プロのバカヤロウ!チクショウ! 心が痛いと身体もこんなに痛いんだ 痛いんだ」と八つ当たり。「1日泣き腫らしました」と涙が止まらなかったことも明かした。
(よろず~ニュース編集部)