浜田ブリトニー明かす「8月に子宮体がん検査」不正出血と激痛、現在は回復も 7年前に子宮頸部切除

 漫画家でタレントの浜田ブリトニーが、よろず~ニュースの取材に対し、8月中に「子宮体がん」の検査を受けることを明かした。19日配信のブログで「不正出血が2週間くらい止まらない」などと体調不良を報告。現時点で体調が回復した浜田は「元気です!」と満面の笑顔を浮かべたが、2児出産前の2017年に「子宮頸(けい)部高度異形成」の手術をした経緯も踏まえて検査するという。

 浜田は体調不良の公表から1週間後の26日、東京・浅草で自身が経営する「漫画ギャラリーCAFEオカオカ」で当サイトの取材に応じた。

 浜田は「本当に痛くて貧血で倒れ、気絶しちゃいました。出産以上の痛さ。内臓がえぐられるようでした」と明かし、出血した理由としては同店のリニューアルに伴う作業等で多忙を極めたことによって「ホルモンパランスが崩れたのではないか」という可能性を医師から指摘されたことを付け加えた。

 出血や激痛のため7月時点での検査は断念。「体調は今、元気になっているので、体がんはおそらく大丈夫だと思うんですけど、前に子宮頸部高度異形成で手術をして入院していることもあり、念のため8月中に検査をします」という。

 浜田は18年4月に第1子となる長女・雫(しずく)ちゃん、21年1月に第2子の長男・茶蔵(ちゃくら)くんを“アラフォー”の年代で出産。17年の子宮頸がん検査で「子宮頸部高度異形成」との診断を受け、子宮頸部を切除して、がんを未然に防いだことによって、その後の妊娠と出産が可能になった。なぜ、早期発見できたのか。

 「その時、なぜ分かったかというと、ピル(経口避妊薬)をもらいに行くと定期検査をしなきゃいけなくて、その検査で引っかかって、子宮頸部高度異形成が見つかった。その時は無症状だったんですが、ピルをもらいに行ったことで早期発見できた。もし、症状が出てから病院に行っていたのであれば、子宮頸がんになっていた可能性があったということです」

 そうした体験を踏まえての情報発信だった。

 「女性にとって子宮って大事。40歳を過ぎると(出血など体調不良に)なる人が多い。1-2か月も出血が止まらないと、貧血になってくる。私と同じようなパターンの人もおられると思うので、その参考になればと思いました。検査は大事です。私も下の子を出産してから3年間、行っていないので、心配でもあり、検査してきます」

 2児の父である芸人の「いわみん」こと岩見透とは1年以上前に離婚していたことを今年4月に公表したが、「月に1回、子どもたちとお出かけすることになっていて、先日も(都内の)お台場で一緒に遊びました」と、父子関係を維持していることも明かした。

 「ワンオペの育児は想像以上に大変でした。1人で育てると決めたのはいいけど、現実問題、本当にしんどくて。体が二つあっても足りなかった。保育園に預けた子どもが発熱して、遠方の出張先から急いで戻ったこともありました」

 浅草に2店舗あった店は1店舗に集約し、自身が1人のオーナーとして新たな設備投資やイベント企画なども進めている。

 「今回の出血理由としては、(共同経営だった)お店の合併に伴う手続きや準備などで忙し過ぎたというのがありましたが、ワンオーナーの1店舗として7月にオープンできたので仕事にも集中できます。本を出そうと、文章も書いています。シングルマザーの女性経営者にはいろんなことがある。1人で抱えてしまったり、孤独を感じる人たちも多いと思うので、私の人生経験を読んでいただくことで、みなさんの人生の参考になれたら」

 今秋の出版を目指して執筆中。さらに年内には漫画の新作も予定している。また、車の免許を6月に取得し、糖尿病で視力を失った師匠の漫画家・御茶漬海苔氏の送迎にも活用していくつもりだ。やることは山ほどあるが、まずは健康第一。8月の検査は新たな展開に向けた仕切り直しの出発点となりそうだ。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・北村 泰介)

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