萩原聖人が「バビィ」馬場裕一さんを追悼 「馬場さんなくして、僕の麻雀人生は無かった」
プロ雀士で、麻雀ライターや漫画原作者としても活躍した馬場裕一(ひろかず)さんが28日に死去していたことが30日、分かった。65歳だった。
馬場さんが所属していた麻雀企画会社・バビロン代表の黒木真生氏がこの日、Xで「【訃報】7月28日の朝 以前より闘病中だった馬場裕一さんが永眠されました 株式会社バビロンの代表として、ご家族に代わってお知らせいたします 葬儀は近親者のみでとり行いました 皆さま、馬場さんへの温かい応援のお言葉をいただき、ありがとうございました」と伝えた。
「バビィ」「ババプロ」の愛称で知られた馬場さんは、2021年4月、Xでがんを告白。同年11月には「8時間に及ぶ戦い、ついに生還できました!ステージⅣと診断された当初は覚悟を決めましたが」などと、闘病を報告していた。
馬場さんは1959年(昭和34)5月1日、東京都出身。立教大入学と同時に、当時史上最年少で麻雀プロになる。フジテレビ「THE われめDEポン」など麻雀番組の解説や、雑誌「近代麻雀」の連載、映画「咲-Saki-」や「麻雀放浪記2020」などの指導で知られた。漫画家・片山まさゆき氏の作品では、登場人物のモデルにもなった。
俳優でプロ雀士の萩原聖人(52)は30日、自身のインスタグラムで「僕の麻雀を最初に取り上げて記事にして下さったのは馬場さんでした。馬場さんなくして、今の僕の麻雀人生は無かったです。感謝しかありません。ご冥福をお祈りします。」とつづった。
(よろず~ニュース編集部)