泉房穂氏、告発された兵庫県知事の側近3人目離脱に「知っていることを正直に語って…尊い命が失われた」
兵庫県明石市の前市長で弁護士の泉房穂氏が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。パワハラ疑惑で告発された斎藤元彦・兵庫県知事の側近である県幹部が「病欠」のため現場を離れたと報じられたことを受け、自身の見解をつづった。
兵庫県の井ノ本知明総務部長が7月30日から病欠していることが2日までに明らかになった。斎藤知事のパワハラ疑惑を告発した文書を巡る問題では、筆頭副知事の片山安孝副知事が「県政の混乱を起こした責任を取る」として31日付で辞職。さらに、県の小橋浩一前理事が「体調不良」を理由に準特別職から部長職に降格して総務部付に。井ノ本氏は「病欠」ということで、告発文書問題に対応し、知事を支える要職にあった3人が現場を離れる事態になった。
泉氏は「知事側近の“いわゆる4人組”のうち、3人が離脱となった。この間の事実関係については、それら“4人組”が詳細を知っているはずで、『離脱したから知らない』で済む問題ではないと思う。」と指摘。その上で、泉氏は「この際、知っていることを正直に語っていただきたい。尊い命が失われているのだから…」と、告発文書を作成した元西播磨県民局長が7月に死亡したことにも言及し、真相解明に向けて幹部たちの証言を求めた。
(よろず~ニュース編集部)