今年限りで解散 3人組バンドが突然発表 特撮ファン悲しみ&円谷プロも反応 平成ウルトラ異色作の主題歌
3ピースボーカルバンド「doa」の公式サイトが5日に更新され、2024年いっぱいで解散することを発表した。特撮ドラマ「ウルトラマンネクサス」(04~05年放送)の主題歌を担当したことでも知られ、特撮ファンからも悲しみの声が寄せられている。
同サイトでは「このたび doaは、2024年12月31日をもちまして活動を終了し、解散する運びとなりましたことをご報告いたします。突然のお知らせとなり、心よりお詫び申し上げます」と報告。今年6月末にボーカル・ベースの徳永暁人から「doa」を脱退したいという申し入れがあり、「メンバー間で話し合いを行いましたが、『doa』として活動を継続することは困難であるという結論に至りました」と解散にいたる経緯を説明した。
徳永は5日、自身のXにて「他2人のメンバー吉本大樹、大田紳一郎と音楽に対する考え方の違いから一緒に活動していきたいという気持ちが無くなってしまい、その気持ちに嘘をつきながらこれ以上やり続けるのは逆に応援してくださる全ての方々に失礼だと思い」脱退を申し出たと明かした。
「doa」は2004年7月14日に「火ノ鳥のように」でメジャーデビュー。3声のコーラスワークが特徴的で、今年7月には活動20周年を迎えたばかりだった。また、3rdシングル「英雄」は「ウルトラマンネクサス」の第1期オープニングテーマ、4thシングル「青い果実」は第2期オープニングテーマとして知られる。同ドラマは従来のウルトラシリーズと一線を画すシリアスな作風が話題を呼んだ。
ネットでは「言葉にならない」「ショックすぎる」「大好きなバンドだったからショックデカい」「doaの活動をもっともっとみていたかった」などの声が寄せられ、特撮ファンからも「英雄…寂しくなりますね」「ネクサスと言えばdoaさんだった」「ウルトラで一番好きなOP」「最高の歌をありがとうございました!」と悲しみと感謝の声であふれた。また、円谷プロダクション公式Xも反応。「doa」公式Xが解散を報告したポストを引用する形で、ウルトラマンネクサスの画像を投稿し「#英雄 #ウルトラマンネクサス」と添え、作品を彩った名曲と「doa」に感謝を示した。
(よろず~ニュース編集部)