ゆたぼん 高卒認定試験の自己採点公表 結果に「高卒認定試験はゴールじゃない」
YouTuberのゆたぼんがこのほど、自身のYouTubeチャンネルで動画を更新。8月1日、2日に実施された高卒認定試験を受験し終え、自己採点の結果を公表した。
ゆたぼんは小学生の頃から不登校YouTuberとして活動してきたが、2023年9月に心境の変化を告白し、中学校へ初通学した。その後は公立高校合格を目標に受験勉強に励む様子をSNSなどに投稿してきたものの、不合格。4月からは通信制の高校に通いながら高卒認定試験に挑戦することを表明していた。
試験1カ月前の7月初旬には、X(旧ツイッター)で「今回の高卒認定試験で英語以外の7科目は合格してみせます!」と意気込んでいたゆたぼん。各教科100点満点中、例年は45点が合格ボーダーとされており、自己採点の結果は
「公共」80点
「国語」51点
「数学」71点
「科学と人間生活」65点
「地理」50点
「歴史」46点
「生物基礎」50点
「英語」29点
という結果に。
公言通り、英語以外の受験科目で合格ボーダー以上の点数となり「結果通知が届くまではまだわからないんですけど、7科目は合格やと思います!よっしゃー!」と笑顔。「試験前から英語以外は合格する!と言ってたんで、有言実行!次で英語も合格してみせます!」と話した。
また「昔(不登校時)から『高卒認定試験を舐めるな』とかコメントされていました。勉強したらできる、僕でもできたんですから」と宣言。「高卒認定試験はゴールじゃない、スタートなんです」と設定し、「序章にしか過ぎません、これからも楽しみにしていてください」と話した。
高卒認定試験は年2回実施される試験。必須の8,9科目全て合格することで認定され、一度合格した科目は次回以降免除される。文部科学省によると「学校教育法第90条第1項の規定により、高校を卒業していないなどのため、大学等を受験できない者に対し、高校卒業者と同等以上の学力があることを認定する試験である。合格者には、大学・短大・専門学校の入学資格を付与している。また、就職・資格試験等においても高校卒業者と同等に扱われるよう、経済界等に働きかけ、社会的通用性を高めるよう努めている」と記されている。高校、高専在学時にも受験可能。ただ文部科学省が定める大学入学資格の項目に「18歳に達していないときは、18歳に達した日の翌日から認定試験合格者となる」と記されているため、飛び級等は不可能になっている。
(よろず~ニュース編集部)