「無課金おじさん」コスプレにコミケくぎ付け「海外の方からのウケが良かった」知名度はマジで世界的!
世界一の同人誌即売会コミックマーケット104が12日まで東京ビッグサイトで開催され、多くのコスプレイヤーが集結。パリ五輪で注目を集めた「無課金おじさん」が登場した。
Tシャツ姿で右手にピストルを持ち、左手はポケットに。見覚えのある姿が会場で独特の存在感を示していた。ナオシゲさんのコスプレ「無課金おじさん」は、パリ五輪の射撃混合エアピストルで銀メダルに輝いたトルコのユスフ・ディケチがモチーフ。特殊なゴーグルや雑音を遮断するための耳当てを装着する選手が多い中、素のままのTシャツ姿で片手をポケットに入れて競技を行う姿が世界的に大バズリし、日本ではネット発の「無課金おじさん」の愛称が世間にも広がった。
時事ネタ系のコスプレを得意とするナオシゲさんは別のコスプレを披露する予定だったが、パリ五輪のニュースで心変わりした。「直前でしたが、僕がやるしかないだろう」と決意し、白地のTシャツに自らペンを入れ、本家ばりの図柄を描いた。「国旗の部分ですとかは、間違えないようにリスペクトの気持ちを込めました」と振り返った。
会場では多くの反響を集め「海外の方からのウケが良かったですね」と、その世界的な認知度に驚いたという。「実際にエアピストルを競技している方からも声をかけてもらい、構え方などを教えてもらいました。最初の頃よりも良くなりました」と声を弾ませていた。
(よろず~ニュース・山本 鋼平)