BTS SUGA飲酒運転発覚後、一部ファンがスングァンやジェニー&ロゼへ誹謗中傷

 BTSのSUGA(シュガ)が電動スクーターを飲酒運転したことが明らかになって以降、一部のARMY(アーミー:ファン名称)が誤った方向へ暴走していると13日、複数の韓国メディアが報じた。

 記事によると11日、SEVENTEENのスングァンが自身のアカウントで「みんな一緒にオリンピックを楽しんでますか? 大韓民国選手たち、最後までファイティン! 我が大韓民国選手たちへ応援動画を作ってみよう」というコメントとともに、広告モデルを務めているビールを手にしたPR性のある写真を投稿したという。加えてスングァンはコメントに「警告:過度な飲酒は脳卒中、記憶力損傷や認知症を引き起こします。妊娠中の飲酒は、奇形児の出生リスクを高めます。何事も、少しだけ、適度に」と記述。これは、酒類モデルとして付け加えるべき警告文だ。

 これにSEVENTEENのファンはポジティブな反応を見せたのだが、突然一部のARMYたちが、スングァンの該当投稿コメント欄に悪質コメントを書き込み始める。その理由は「スングァンの書いた警告文は、SUGAを攻撃しているのでは?」という強引なものだ。暴走ファンはこれにとどまらず、スングァンが公式アカウントの最上段に固定していた、ASTRO(アストロ)メンバーで親友の故ムンビンさんの関連投稿にも悪口を記述。これを“一部”というには、あまりにも多くの数の悪口だった。結局スングァンは、ムンビンさんに関する投稿の固定機能を解除してしまう。

 ARMYの攻撃は、BLACKPINKのジェニーとロゼにもおよんだ。SUGAを支持するという意味で、運転席を背景に飲酒認証写真を投稿する、いわゆる“SUGAチャレンジ”は、BTSファンではなくBLACKPINKのファンが、SUGAを誹謗中傷するために作り出したという事実無根の主張を繰り出したのだ。これにより、ロゼを麻薬犯へ仕立て上げ、ジェニーに対するセクハラを日常的に行うなど、ほかのネットユーザーから大ひんしゅくを買っている状況だ。

 SUGAは8月6日夜、ソウル龍山区周辺で飲酒後に電動スクーターを運転し、駐車中に転倒した状態で発見される。SUGAは当時「ビールを1杯飲んだ」という趣旨の陳述をしたが、当時の血中アルコール測定による濃度は0.227%(免許取り消し基準は0.08%)という泥酔レベルであったことが判明、免許取り消し処分と反則金が課せられた。またSUGAの乗車していたものが“原動機付自転車”に分類されるものだったため、刑事処罰対象となることが報じられた。

 SUGAは昨年9月より、社会服務要員として代替兵役を開始。今回の社会的物議で大衆から批判を受けているが、退勤後に起こした事件のため、兵役法上の処罰は免れることになった。

 ソウル龍山(ヨンサン)警察署は近日中にSUGAを召喚し、調査する予定だ。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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