HYBEと対立のなか、ミン・ヒジン代表がイベントに出演「K-POPの型を破るプロデューサー」講演時間100分
芸能事務所アドア(ADOR)代表のミン・ヒジン氏がイベントに出演する。
韓国の金融機関「現代カード」が9月27日から3日間、梨泰院(イテウォン)の現代カード区域一帯で「2024現代カードDa Vinci MOTEL」というイベントを開催。芸術・学問・経営・技術など、各分野の有名人が講演を行うなか、ミン代表は初日のラインアップに名を連ねた。
ミン代表の講演テーマは「K-POPの型を破るプロデューサー、ミン・ヒジンのフリースタイル」で、告知された講演時間は100分。これは他の登壇者に設定された講演時間の2倍にあたり、注目を集めている。
HYBE(ハイブ)は4月、ミン代表が経営権乗っ取りを試みたとみて緊急監査を実施し、ミン代表をはじめとするアドアの経営陣を、業務上背任の容疑で告発した。
ミン代表はこれに対して緊急記者会見を開き、独立を示唆する発言について「軽口をたたいただけ」と反論。HYBEはアドアの株式の80%を保有し、臨時株主総会を通してミン代表の解任案を提起する計画だったが、ミン代表は議決権行使禁止の仮処分を要請した。
裁判所は5月30日に仮処分申請を受理し、代表の座を死守したミン代表はその後、2回目の記者会見において「HYBEとの円満な解決を望む」と和解の可能性を示したが、HYBEの経営陣を告訴し泥沼の身内争いが再び始まっている。
(よろず~ニュース特約・moca)