TKO「キングオブコント」準々決勝で敗退 フリーになって初参戦、シード扱いも初陣で涙

 日本一のコント師を決める「キングオブコント2024」の準決勝進出組が16日、公式サイトなどで発表された。11年ぶりの決勝を目指し、松竹芸能を退社後初めて参戦したTKOは進出ならず、準々決勝で敗退。過去に決勝進出した組は「シード扱い」で準々決勝から出場するため、TKOにとっては準々決勝が初陣だったが、いきなり高き壁に阻まれるかたちとなった。

 TKOは過去4度「キングオブコント」決勝に進出するなど、大会初期には決勝常連組として活躍したが、2013年を最後に決勝に進めず、近年は不参加が続いていた。

 20年3月に木下隆行が後輩芸人へのパワハラ疑惑などで松竹芸能を退社。22年7月には木本武宏も高額投資トラブルで同事務所を退社した。2人してフリーになったことを機会に、再びコントに向き合い再出発。23年8月から丸1年かけて、47都道府県をめぐるコントライブツアーを敢行し、今年8月の東京公演をもって全53公演を完走。「キングオブコント」に向けてネタを磨き続けていた。

 8月11、14、15日に開催された準々決勝には199組が出場し、準決勝には35組が駒を進めた。ニッポンの社長、ロングコートダディなど常連組が順当に勝ち上がった一方で、かが屋、男性ブランコなど決勝経験もある実力派が敗退する波乱もあった。

 【準決勝進出組 一覧】(50音順)

 相性はいいよね、いぬ、インポッシブル、うるとらブギーズ、おおぞらモード、蛙亭、cacao、カベポスター、気になるあの娘、金の国、コットン、サスペンダーズ、さすらいラビー、ザ・プラン9、ザ・マミィ、Gパンパンダ、しずる、シティホテル3号室、スクラップス、セルライトスパ、ダウ90000、ダンビラムーチョ、TCクラクション、トゥリオ、ななまがり、ニッポンの社長、春とヒコーキ、ファイヤーサンダー、ブラゴーリ、マイスイートメモリーズ、やさしいズ、や団、ラブレターズ、隣人、ロングコートダディ

 【主な敗退組】

 アキナ、オダウエダ、かが屋、さや香、3時のヒロイン、ジェラードン、男性ブランコ、TKO、天才ピアニスト、にゃんこスター、ネルソンズ、ラランド、レインボー

(よろず~ニュース編集部)

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