デヴィ夫人、親交のあったアラン・ドロンさん追悼「ちょっとしたお付き合いが」「寂しさが募ります」
タレントのデヴィ夫人が19日、自身のインスタグラムを更新。映画「太陽がいっぱい」「地下室のメロディー」などに出演し「二枚目」として知られ、88歳で亡くなったフランスの俳優アラン・ドロンさんをしのんだ。
「フランスの映画俳優アラン・ドロンさんが亡くなりました。その類稀な美貌から、1960年代から1970年代にかけて、『世紀の二枚目』として人気を博し、芸術映画から娯楽映画まで、数多くの作品に出演されました。1957年、22歳の時に長編映画でデビューして以来、88本もの映画と7本のテレビ映画、そして日本企業のCMにも出演していました。有名な作品のなかに、『太陽がいっぱい』三船敏郎さんとの共演『サムライ』があります」と投稿。
アランさんとの2ショット写真も掲載し「1962年頃にアランさんが映画宣伝で来日した際、帝国ホテルのロビーで知り合い、70年に大統領が亡くなられた後、私が一人でパリに滞在した際に再会いたしました。パーティーで親しくなり、ちょっとしたお付き合いがあったことは、以前テレビ番組でもお話しさせていただき、ご存知の方も、いらっしゃるのではないでしょうか(笑)マキシム・ド・パリにて」と記した。
「私が、フランスを離れ、N.Y.時代を経て日本に帰国してからはお会いする機会がありませんでした。先日、イタリアのシチリア島にて、アランさんが演じた名作映画『レオパルド』の舞台『フガータ男爵邸』を訪れ、もう一度会って色々話がしたいと思っていた矢先の訃報でございましたので、大変悲しく、寂しさが募ります」と訃報を知っての心境を記した。
「今年の1月に、パリコレクションを見るためにパリを訪れた際、ウクライナ大使より『新しく文化会館ができたので』と紹介された会館が、アラン・ドロンさんがかつて住んでいた家でした。1階には、アランさんの写真やポスターが美しく飾られ、作品の中でアランさんが着用した衣装のコレクションもあり、まるで”アランドロン会館”のようでした。大使から、アランさんが病気で療養中だとお聞きしましたが、時間の都合でお見舞いに行けなかったことが心残りです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌」と追悼した。
(よろず~ニュース編集部)