右腕切断の元近鉄・佐野慈紀氏「正直悔しさが募ります」「ハードルは高い」退院後のもどかしい気持ち明かす

 元プロ野球・近鉄、中日投手の佐野慈紀氏が25日、自身のブログを更新。退院後のもどかしい気持ちと、ドジャースの大谷翔平選手の活躍が励みになっていることをつづった。佐野氏は昨年4月に重症下肢虚血を発症、右足中指を切断して入院生活が始まった。糖尿病の影響で感染症が悪化したため、5月1日に手術で右腕を切断。術後の経過などをつづりながら、今月20日に退院したことを報告していた。

 「興奮と感動」と題して「実生活に戻りましたがまだまだ思うようには行かないですね。正直悔しさが募ります。焦っているわけではないですがね。やっぱりハードルは高いなと痛感しています」と退院して現在の心境を記した。

 「そんな中心の拠り所はMLBです。大谷さんが素晴らしい活躍を魅せてくれました!MLB史上最速の40-40!!それを決めてシチュエーションが見事な事!マンガでもなかなか書けないストーリーに興奮を隠し切れません笑」と史上6人目となる「40本塁打-40盗塁」を決めた大谷選手を絶賛。

 「昨晩は何度も映像を見返しました。多くのファンが大谷さんを讃え興奮しています。その様子を見て1人感動しているハゲ親父です。少し落ち込みガチな気持ちも大谷さんの活躍に心を奪われた次第ですね。明日からまた頑張ろう。まだまだこれから」と励みになっているようで「糖尿病は恐ろしい 健康第一 みんなかがや毛~!」と締めくくった。

(よろず~ニュース編集部)

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