アニメ映画「きみの色」で声優初挑戦の髙石あかり 山田尚子監督にサプライズ贈り物

 女優の髙石あかりが8月30日、東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われた劇場版アニメ「きみの色」(山田尚子監督)の初日舞台あいさつに登場し、作品への思いを語った。髙石は「わたしの幸せな結婚」、「墜落JKと廃人教師」シリーズなどに出演。9月には映画「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」の公開も控えている。ドラマや映画への出演はあるが、声優は初挑戦だった。

 「きみの色」は、人が“色”で見える高校生・日暮トツ子が、同じ学校に通っていた美しい色を放つ少女・作永きみ、母親に医者になることを期待されるも隠れて音楽活動をしている影平ルイとともにバンドを組み、活動を通して心を通わせていく青春物語。髙石は作永きみの声を担当した。

 ブルーのドレスに身を包んだ高石は「本日はあいにくの天気ですが、今は雨が止んでいるということで、待ちに待った公開初日を祝ってくれているのかなとすごく嬉しいです。本当に楽しみにしていたので、今日は色んなお話ができたら嬉しいです」と喜びの気持ちを語った。他のキャストや山田尚子監督と全国各地で舞台あいさつ巡りを行ったが、作品の舞台となった長崎では、歌で歓迎されたことがあった。「舞台あいさつの時に、学生さんが歌を歌ってくださる機会があって、その時に山田監督と私は感動して号泣してしまったんです。本当に天使のような歌声で、今思い出しても鳥肌が立つくらい貴重な経験をさせていただきました」と感極まった様子で話した。

 今作では、髙石を含め、主人公を演じた鈴川紗由、木戸大聖、共演のやす子は全員アフレコ初挑戦。髙石は「オーディションを経て、初めてアフレコブースに入ったとき、今まで感じたことのない空気感と緊張感があって」と張りつめた雰囲気だったことを振り返った。それでも「(鈴川さんと木戸さんの)3人でのブースがリラックスできる場所でありたいなと思って、コミュニケーションをとって臨みました」と改善に努めたそうで、「少しずつ打ち解けていくような空気感が映像に乗っていると思います!」と笑顔を見せた。

 舞台あいさつでは、メインキャラを務めた3人から、山田監督へサプライズプレゼントが贈られた。髙石は「私たちが一番最初、監督との出会いから色々撮り貯めていた写真をまとめて作りました!」とたくさんの写真が貼られた大きなフォトパネルを贈呈。会場からは温かい拍手と声援が注がれ、和やかな雰囲気に包まれていた。

(よろず~ニュース編集部)

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