立憲民主党代表選 吉田晴美衆院議員が締切1分前に出馬「30分前まで決まっていませんでした」女性唯一!

 任期満了に伴う立憲民主党の代表選が7日、告示され、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4氏が立候補を届け出た。出馬に意欲を示していた江田憲司衆院議員(68)は、出馬を断念した。次期代表は、23日に行われる立民の臨時党大会で選出される。

 午前11時の締め切りギリギリ直前。約1分前に、吉田氏が駆け込みで代表選出馬を届け出た。唯一の女性候補は、紺のパンツスーツ姿。足元はスニーカーで共同会見に姿を見せるドタバタぶりをのぞかせた。

 吉田氏は「きょう、この場に立たせていただくこと、本当に30分前まで決まっていませんでした。この代表選に出馬させていただく機会をいただきましたこと…これは江田憲司議員が最後、(候補者の)一本化に向けて心を砕いていただいた」と、江田氏と候補者を一本化したことを明らかにした。

 4氏中、出馬表明をしていなかった吉田氏。8月26日、出馬に意欲を示しながらも「初めに手を挙げた時『絶対に無理だ。永田町の常識では、1期生の(代表選)挑戦などありえない』。この間、さまざまなことがありました」と振り返った。

 それでも出馬にこぎつけた吉田氏は「私が創りたい政治の形は、これまでの政治の慣習にとらわれない、まさに等身大の政治です。1期生の吉田が何ができるんだということがあるかもしれませんが、私のモットーは、『等身大で自分らしく』。これまでの代表選挙にあるような、常識も変えていきたい」と意気込んだ。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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