ひろゆき氏、選択制夫婦別姓を巡り百田氏と“激突”「戸籍制度が保障、家族制度が崩壊しないなら賛成?」
2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が10日、自身のX(旧ツイッター)を更新。選択的夫婦別姓に異議を唱える政治団体・日本保守党代表で作家の百田尚樹氏に対し、その反対理由を踏まえて「戸籍制度が保障され、家族制度が崩壊しない」という場合は賛成できるのかと質問を投げかけた。
ひろゆき氏は9日付のX投稿で、選択制夫婦別姓を否定する百田氏の「夫婦も兄弟も姓が異なる家は、はたしてファミリーと言えるのだろうか」(7日付X投稿)という意見に対し、「百田家は夫婦同性にすれば良いだけなのに、赤の他人の家族のことまで百田さんが決めたがる理由がよくわからない」と指摘。「百田さんが夫婦同性が良いと思うように、夫婦別姓が良いと思う家族も居るので、勝手に選ばせれば良いという話しです。」と反論した。
それに対し、百田氏は10日付X投稿で「たしかにそういう夫婦がいるのは事実でしょう。」とした上で、「夫婦別姓を目論む人たちは、そういう人の心理を利用しています。彼らは次に『選択』」を外し、最終的には日本の家族制度の崩壊と戸籍制度を無くすことを目標にしています。」と主張。「陰謀論に聞こえるかもしれませんが、リベラルに形を変えたネオ共産主義者はそこまで考えています。また、日本文化を破壊し、別姓の中国・韓国化にしたいと目論むも人たちもいます。」などと持論を展開した。
百田氏の私見を受け、ひろゆき氏は「戸籍制度の改悪と家族制度の崩壊を百田さんが危惧してるのはわかりました。百田さんは、何らかの法で戸籍制度が保障され、家族制度が崩壊しないなら、夫婦別姓に賛成出来るという事でいいんでしょうか?」と問うた。
ひろゆき氏は百田氏の見解に疑問を呈した9日夜に連続投稿。「夫婦同姓を続けると500年後はみんな佐藤さんです。長期的には識別の為に夫婦別姓か新規苗字を認める事になります。新規苗字よりは長宗我部とか甘露寺とか希少苗字を残し続けた方が日本の文化として良いと思ってます。希少苗字が減る前に夫婦別姓にした方が良い派のおいら。」との考えを示した。
その投稿に対してXユーザーから「姓の比率は今後も変わらない」と指摘されると、ひろゆき氏は「結婚でどちらかの苗字が失われるのと、子供を持たなかった苗字は失われます。日本の苗字は減少し続けてます。 夫婦同姓論者って、『姓の比率は今後も変わらないよ』とか言い出す頭の悪い人達の派閥なの?」と反論。さらに「ひょっとして、夫婦同姓論者って『日本では同姓を何千年とやってきた』とか言い出す頭の悪い人達なの?苗字を庶民が名乗るのは明治時代から、、って小学校でやるよね?」と付け加えた。
(よろず~ニュース編集部)