「ぼくの地球を守って」木蓮役、声優・篠原恵美さん61歳で死去 作者・日渡早紀氏「受け入れ難いです」

 「美少女戦士セーラームーン」シリーズの木野まこと/セーラージュピター、「NARUTO-ナルト-疾風伝」のうずまきクシナなどを演じた声優・篠原恵美(しのはら・えみ、本名・渡邉恵美子)さんが8日に死去していたことが10日、明らかになった。61歳。長野県出身。所属事務所が公式サイトで公表した。

 篠原さんの訃報を受け漫画家・日渡早紀氏が10日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「篠原恵美さんの訃報…ちょっと受け入れ難いです…ちょっと待って…信じられません…」とショックを受けたことを明かした。

 日渡氏は「ぼくの地球を守って」の作者。同作は1993年にOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)化され、篠原さんが木蓮役を演じていた。代表作であり思い入れのある作品だけに、主要キャストを演じた篠原さんの訃報にショックはありあり。続けての投稿では木蓮の画像を掲載し「すみません…篠原恵美さんの喪に服したく思います 暫く沈みます…ごめんなさい 私にとっては木蓮さんなので…こんなにも早く大気になられてしまったかと思うと…涙が止まりません」と悲しんだ。

 「ぼく地球」で繻子蘭/国生桜を演じた松井菜桜子も同日「篠原恵美ちゃん…今あっちゃんの訃報を知った時と同じ深い悲しみが押し寄せてきました。」と田中敦子さんに続いての訃報に無念の思いをつづった。「思い出すのは、前世の月基地メンバーとして一緒にマイクに立っていた、アニメ『ぼくの地球を守って』です。木蓮役は本当に素敵でした。優しい恵美ちゃんの笑顔が浮かびます。心よりご冥福をお祈りいたします。」と悼んだ。セーラーヴィーナスを演じた深見梨加もXに2ショットを掲載し「大事な大切な大好きな仲間が旅立ちました。最期まで気力と希望に満ちてました。同じ日に生まれた私達。ずっとずっと愛してるよ。」と追悼した。

 この日は「篠原恵美」「声優さんの訃報」「CCさくら」(カードキャプターさくら、篠原さんが観月歌帆役を担当)などとともに「ぼくの地球を守って」もトレンドワードとなった。

(よろず~ニュース編集部)

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