12歳でデビューのグラドル・百川晴香 15周年写真集に感慨「楽しい思い出に埋め尽くされています」

 アイドルグループBetyのリーダー、百川晴香(28)がこのほど、都内でセカンド写真集「晴れのち、晴れ」(シャイニングウィル)の発売記念イベントを行った。

 クラウドファンディングで資金を募り、撮影は7月に沖縄、千葉、東京で実施。「自分が着たいもの、自分が好きなものを集めました。スタッフもこれまでに仲良くなったり、お世話になった方にお願いしました」と語った。一方で「自分が好きな色で偏ってしまって、ヤバいと思った」と制作途中で軌道修正しつつ、ビキニ、チューブトップなど様々な衣装に身を包んだ。「お気に入りのチューブトップは、沖縄で1発目の撮影だったので顔が元気。夕焼けのシーンでは疲労が出ていますが、逆にけだるさが出ていい感じ」と笑った。

 制服姿にも挑戦。「一度着ないと決めていたんですけど、ライブでよく着ているので、急きょ入れさせてもらいました。ギリギリ外で歩けるかな」といたずらっぽく笑った。大人っぽいカットも自分の好みが反映されたといい「点数は100点です」と胸を張った。

 12歳でグラビアアイドルとしてデビュー。グラビアに加えて、アイドル、タレント、女優と幅広く活動を続けてきた。2015年には「ウルトラマンX」(テレビ東京系)に科学者ルイ役でレギュラー出演。芸能活動15周年記念パーティーが9月23日に東京・新宿で予定されている。「15年って早いなと思います。苦しい経験もあったはずですけど、楽しい思い出に埋め尽くされています。ファンの方、メンバー、家族の支えがあったから平和に活動できた。感謝しています」と振り返った。

 今年に入り、アイドルグループ「シチュエーションシップ」で自身初のプロデュース業に挑戦。9月20日に東京・神田明神ホールでデビューイベントを控えている。百川は「後輩には私より早く上がれるように育てたい。私が頑張ったことを受け継いでほしいですね」と話しつつ「このような時代なのでパワハラには気をつけていましたが、逆に言いたいことは言おうと考え直しました。パワハラになるのが怖くて、強く言わないよう逃げた時期があったんです。けれど、メンバーの子で『自分が必要にされているのか』とレッスン中に不安になったことがありました。頑張ってほしいところ、こういう風にした方がいいよ、とも言うようになりました」と心境の変化を語った。「もっと痩せた方がいい」「肌をキレイにした方がいい」「それでお客さんからお金を取れるの」といった強い言葉を、「必要、大事に思っている」と愛情の言葉と一緒に伝えているという。

 グラビア活動は今後も継続するという百川。12歳からの経験を踏まえて「SNSが良くなりすぎてグラビア、水着姿が広まるようになりましたよね。グラビア、写真集の価値を出して、お金を出して買ってもらうことの難しさを感じています。それでも、この写真集を手にとってもらえるように頑張りました」と語った。同写真集はシャイニングウィルのオンラインショップなどで発売されている。

(よろず~ニュース編集部)

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