「宿題なんて誰が考えたの?」全身を使って夏休みの宿題の憂鬱さを表現する子供が話題「昔の自分?」
夏休みの終わり、全身で憂鬱さを表現しながら宿題をする子供の写真が話題になっている。
懐かしい縁側のある古民家の座敷の真ん中で、これまた懐かしい文机に向かい宿題に励む小学生の女の子。頭を抱え、机にもたれ、天を仰ぎ、最後には机を離れて、座布団を枕に寝転がっている。
宿題の憂鬱さを全身で表現する姿に、過去の自分の姿を思い出す人も多いのではないだろうか。撮影したのは、写真家のはらかずあきさん。信州で築100年の古民家に暮らしながら、子供達3人の写真を撮影した。詳しく話を聞いた。
--いつ頃のお写真ですか?
はら:2年前の8月末頃です。撮影は1時間かかっていないと思います。
--どんな気持ちで撮影を?
はら:宿題がめんどくさいという気持ちが、とても良く現れていて笑ってしましました。自分もこうだったなぁと小さい頃を思い出しました。
--娘さんは宿題に苦しみながら何と言ってましたか?
はら:2年前にどう言っていたかは覚えていませんが、最近は「宿題なんて誰が考えたんだろう」とブツブツ言いながらやっています。
--今後の目標は?
はら:子供は、その年代でなければ見せない行動や仕草があります。それは、大人になったら見ることが出来ません。子供の写真を撮影できるのは、期間限定です。なので、撮れなくなるまでは子供を撮り続けていきたいと思っています。
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SNSには「昔の自分?」「かわいいし、家が素敵すぎて癒される」「在りし日のあるある。最後親に泣きつくまでが自分」「仕事前の自分みたい(笑)」「大人より感情をストレートに表現していて人生の味わい深さが体現されている」「こんな素敵な和室なら寝るしかない」などの反響が寄せられた。
信州の自然や古民家でのびのび遊ぶ子供達の姿は、愛情を込め見つめる父親の視線そのもの。子供の間だけ見せてくれる貴重な姿を記録する、はらかずあきさんの写真に、今後も注目していきたい。
(よろず~ニュース特約・ゆきほ)