ひろゆき氏、マイナカード一本化堅持への批判に反論「不正する人のために税金使われるのはアホらしい」

 2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党の平将明デジタル相が健康保険証を12月に廃止してマイナンバーカードに原則一本化する政府方針を「堅持する」とした姿勢に批判が起きていることに対し、「不正をする人のために1000億円も税金を使われるのはアホらしい」と反論した。

 健康保険証を12月2日に廃止してマイナンバーカードに原則一本化する政府方針について、平氏は2日の就任会見で「従来の日程通りに進めていきたい」とし、石破内閣に代わっても岸田内閣からの方針を維持する考えを示した。

 総裁選の時点では、マイナ保険証への一本化について、石破氏は「納得しない人がいれば、併用も選択肢として当然」と発言し、林芳正官房長官も廃止期限などの「必要な見直しを行いたい」としたため、石破政権に期待した「併用」を望む人から従来の方針踏襲に不満の声が起きている。

 それに対し、ひろゆき氏は「不正に保険証を利用をしたい人達が、マイナ保険証に文句を言ってますが、不正をする人のために1000億円も税金を使われるのは、アホらしいです。厚生労働省曰く「保険情報の誤りや不正使用は年間600万件にも上っており、その処理のための経費は1000億円を越える」と指摘。反対派にクギを刺した。

 Xユーザーから「そんなに便利で費用が節約できるシステムなら、どうしてIT先進国のアメリカや欧州、台湾とかはマイナンバー制度、マイナカードを導入してないのでしょうか?」と質問されると、ひろゆき氏は「アメリカのソーシャルセキュリティナンバーは、1936年に始まってますね」と伝えたが、同じ質問者から「米国SSNは90年前からありますし私も持っています。しかしそれは電子カード化されずにただの紙切れ(番号確認)です」と逆に指摘された。

 ひろゆき氏の投稿に対し、フォロワーからは「いや、それ以前に任意だったはずのマイナカードが半強制になってきていることに腹を立てているんです」「デジタル化は賛成なんですが、今日もトラブル起きてるんで、システムの不具合とか安定に向けた整備はもっと頑張って欲しいですね」「>不正に保険証を利用をしたい人達が 既に1行目から独断と偏見で判断されても困る」といった意見が寄せられた。

(よろず~ニュース編集部)

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