ILLIT事務所「NewJeansを無視しろと言ったことはない」と主張→ADORに謝罪要求も返答なし
ILLIT(アイリット)の所属事務所で、HYBE傘下レーベルのBELIFT LAB(ビリーフラボ)が7日、NewJeansの主張している職場内での嫌がらせ疑惑を否定した。
同社は「とんでもない盗作疑惑に続き、根拠のない人事論争で、新人アーティストを中傷しようとする試みを、直ちに止めるよう強く求める」「ILLITのマネジャーは、NewJeansメンバーに対して『無視しろ』と言ったことは一度もない。ILLITメンバーも、NewJeansメンバーにあいさつせずに通り過ぎたことはない」と公式コメントを発表した。
これに先立ち9月11日、NewJeansメンバーが緊急ライブ配信を実施。自分たちの所属事務所アドア(ADOR)の親会社であるHYBE(ハイブ)に対して、5人の思いを公開的に訴えた。その放送内で、ハニが「HYBE社屋の4階廊下で一人で待っていたら、マネジャーさんが私の横で堂々と『無視して』とおっしゃた。理解できないし、バカバカしいと思う」と暴露していた。
しかし、BELIFT LAB側は「エレベーターを降りたILLITのメンバーが、その前に立っていたハニに90度のおじぎをしてあいさつしたものが、映像に残っていた」と反論。続けて「この映像を、(ADORの)ミン・ヒジン前代表とともに確認したが、『あいさつをしなかったのは、この場面の後だった』と言い、『HYBEが意図的に映像を消去した』と主張している」と訴えた。
また「要求された全ての説明を提供しても、『事実関係が確認できない』と新たに主張される。結果、起きていないことが国会の国政監査まで取り上げられるようになり、(ミン前代表側に)ほかの意図があるのではと疑っている」と強調。
BELIFT LABはNewJeansの暴露以降、該当スタッフが「精神的苦痛を訴えている」と言い「弊社はアドアへ、8月と9月にこの件について2度の公式的返答、および立場を伝えている。この事案の再発防止要求に続き、NewJeansメンバーがライブで本事案に言及したことで、本案が公論化された後、該当メンバーとアドアレーベル次元の謝罪を要求したが、これに対する返答はない」「今後もこの問題が継続し、弊社とアーティスト、そしてスタッフの名誉を毀損(きそん)し業務妨害をする場合、弊社はあらゆる手段を講じることを明らかにする」と予告した。
(よろず~ニュース・椎 美雪)