泉房穂氏、石破首相を酷評「これほどまでに信念のない政治家だったとは…」非公認が12議員に「理解不能」
兵庫県明石市の前市長で弁護士の泉房穂氏が9日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。衆院選(27日投開票)に向け、自民党の“裏金議員”に対する非公認が「12人」にとどまったことを受け、「信念のない政治家」「理解不能」などと石破茂首相を酷評した。
自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件に関わった議員の非公認を総裁選前に主張していた石破氏だが、首相就任後は党内のパワーバランスによって、これまでの“党内野党”的な立場からの“正論”がトーンダウン。選挙対策本部会議で非公認はその一部である12議員にとどまった。
それに対し、泉氏は「どうして12人だけなのか」「本気を感じない甘々な対応」といった自身のポストを報じたネット記事を引用した上で、改めて「12人だけの『非公認』は理解不能だ。基準もなく、説明もない。」と切り出し、「石破総理は『共感』と『納得』を掲げておられるが、12人だけの『非公認』に『共感』する国民もいなければ、『納得』する国民もいないと思う。これほどまでに信念のない政治家だったとは、残念でならない…」と断じた。
この投稿に先立ち、同氏は「党首討論でも、驚くばかりの開き直り。わずか12名だけの非公認に加え、当選すれば追加公認すると明言。さすがに驚いた。裏金議員でも当選すれば不問に付すという古い政治をいつまで続けるのだろう。」とも指摘。「結局のところ、国民が裏金議員にNOを突きつけるしかないのだろうか…」と問題提起した。
泉氏の投稿に対し、フォロワーからは「解散してしまったら再審をしなくていいと言う石破総理のお考えだと思います」「ブレブレでしょ」「自民党の身勝手基準の非公認」といった声が続いた。
(よろず~ニュース編集部)