Jリーグチームで活躍し、北朝鮮代表としてW杯出場を果たした元サッカー選手のチョン・テセ（鄭大世/40）の妻ミョン・ソヒョンさんが、出演中の番組で義母と初めて会った時に経験した、衝撃の出来事を振り返った。

　チョン・テセと妻のミョン・ソヒョンさんは、「一度は離婚する決心」（原題）に出演。同番組は、スター夫婦が“仮想離婚”をして、夫婦や家族の在り方を見つめ直すという、破格のリアリティー番組だ。

　キャビンアテンダントだったミョン・ソヒョンさんは、2013年にチョン・テセと結婚。2014年に長男が、16年に長女が誕生している。

　ソヒョンさんは、先行公開された映像で「（チョン・テセと）交際を始めてから4カ月くらいたった頃、義母が『あいさつに来なさい』とおっしゃったので、すぐに日本へ行った」と回想。そして「玄関先であいさつした時、（義母の）第一声が『テセは（部屋に）あがって』だった」と明かす。「すごく怖くて『テセさんなしで、一体私に何をするつもりだろう』と思った」「そして私に、『どうしてテセが好きなのか』『あなたたちが結婚したら、生活費は私が管理する』『身長は何センチで、体重は何キロか』など、プライベートな部分まで聞かれた」と伝えた。

　当時を思い出しながら「あまりにも怖くて、あの時の義母の目が忘れられない。ひざまずいたまま、義母と2時間くらい話した。『私は（結婚したら）耐えられるだろうか？』など、たくさんのことが頭をよぎった」と言及した。

　この映像を、スタジオで見ていたチョン・テセは「初めて聞いた。（実母は）当然、良い話をしているんだと思っていた」と言い、驚きを隠せなかった。

　ソヒョンさんの話は続き「それでも、私に対する（侮辱的な）言葉は我慢できた。だけど両親の話は、とても耐えられるものじゃなかった。胸を鋭くえぐられたような苦痛に襲われ、吐き気がするほどつらかった」と告白する。

　かつてソヒョンさんは、嫁姑問題で「うつ病の薬を服用している」という事実を明かし「嫁ぎ先の生活がそれほどひどいから、『死にたい』ではなく、『2階から落ちても死なない』と考えるようになった」と深刻な胸中を吐露していた。

（よろず～ニュース・椎　美雪）