女優のチェ・ガンヒがこのほど、夜間の宅配アルバイトに挑戦した様子を公表した。チェ・ガンヒは自身のYouTubeチャンネル「私もチェ・ガンヒ」に「働いただけ稼げる職業（トラック宅配業者）」というタイトルの動画を投稿した。

　動画の導入部では、夜間の宅配アルバイトに臨むチェ・ガンヒが「緊張する」とコメント。宅配アルバイトをやってみたかったというが「体力が持つか心配だ」と懸念を示した。　その後、仁川（インチョン）地域を担当するトラック宅配業者とともに、アルバイトをスタートした。

　エレベーターのないアパートでは、5階まで階段を昇るなど苦労しながら、さまざまな大きさの荷物を配達する。「配達は時間との戦い」だと話す宅配業者に、チェ・ガンヒが「1分で1件の配達を済ませなければならないと聞いた」と明かすと、宅配業者は「よく知ってるね」と認めた。その後も宅配業者とともに、忙しく働き続けるチェ・ガンヒ。1つの荷物を届けるだけで汗だくになり、体力が削られていった。

　全ての配達を終えたチェ・ガンヒは「正直、楽しかった。ちょっと向いてるのかもしれない」とコメント。さらに「YouTubeを始めてから、一番やりたかったのが宅配。本当に一生懸命やっている人に、金メダルをあげたいと思っていた」と話した。

　チェ・ガンヒは1995年に、KBSドラマ「新世代報告 大人たちは知らない」でデビュー。その後、ドラマ「マイスウィートソウル」（2008）、「ボスを守れ」（2011）、「7級公務員」（2013）、「推理の女王」（2018）、映画「甘く、殺伐とした恋人」（2006）などに出演した。

　現在はラジオ「チェ・ガンヒの映画音楽」でDJを務めるのみ。約3年前に女優としての活動を一時休止して、さまざまな職業を体験している。しかし、10月よりMCとして参加することになった映画紹介番組「映画が好き」の改編記者会見に出席した際に、俳優に復帰する意志を示した。

（よろず～ニュース特約・moca）