「おしどり夫婦」と呼ばれた韓国俳優カップル、夫の不倫騒動に妻が当時の心境を初告白

 女優のチャン・シニョン(40)が13日、トーク番組「憎いわが子」にスペシャルMCとして出演。今年1月に報じられた、夫で俳優のカン・ギョンジュン(41)の不倫騒動について、初めてメディアの前で思いを語った。

 カン・ギョンジュンの不倫騒動以降、初めてメディアに登場したチャン・シニョンは「私も俳優であり、放送に出る人間なので、番組進行をする姿をお見せしてみようと思った。勇気を出して来たので、大目に見てほしい」と言及。

 レギュラーMCから、不倫騒動当時について聞かれると、大きく息を吐いてから、口を開いた。「正直、つらくなかったと言えばうそになる。でも、日常を取り戻そうと努力した。何事もなかったように子どもたちと楽しく過ごし、夫とけんかをしながら、日常的な生活を維持しようと努めた」「起きてしまったことは、どうすることもできないから、『どうやって平穏な家庭を築いていけるか』と考えながら、一歩ずつ前に進んだ」と明かした。

 世間を騒がせていた当時「離婚や失踪など、いろいろなうわさがたくさん出た。長男が高校生なので、(世間の)言葉を見て傷つくのではと思い、見せないようにした。私の話だけを、聞いてくれたらいいと思った。私もそのうわさに動揺したので、全てにフタをした。そしたら、視野が少しずつ広がっていった」という。

 カン・ギョンジュンと、結婚生活を続けることを選択したチャン・シニョンは「あの事件後は何も見えなかったのに、ある瞬間から、裸になっている夫が見えた。それは妻として、とてもつらかった。だから、私から夫に『私があなたの手を握りたいんだけど、いい?』『身勝手で申し訳ないし、何も言えないけど、私が謝るよ』と言った」と打ち明け、涙を見せるのだった。

 そして「子どものために、もう一度一緒にうまく生きてみようと決心した」と語った。「私の選択に後悔はない。次男はまだ幼いし、親が子どもの垣根であるだけでも力になる。長男には『お母さんを信じて、待っていてほしい』と言った。そして、待ってくれた」と伝えた。

 チャン・シニョンとカン・ギョンジュンは、ドラマ共演後に交際へと発展し、2018年に結婚。チャン・シニョンの先夫との間の子である息子ジョンアン君とは、養子縁組により正式な親子となり、2019年には2人の間に次男が誕生した。

 しかし24年1月、カン・ギョンジュンは「既婚者と知りながら、妻と不貞行為を働き、事実上夫婦関係が破綻した」と主張する男性から、損害賠償金5000万ウォン(約540万円)を請求されたことが判明。カン・ギョンジュンの法定代理人は、相手の請求を受け入れて訴訟を終結、事実上不倫を認めていた。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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