初の総選挙、参政党・神谷代表は大阪で第一声「日本をなめるな」「国民の富を、国益を守らないといけない」

 衆院選(27日投開票)が15日、公示された。初の総選挙に挑む参政党の神谷宗幣代表(47)は、JR大阪駅前で第一声に臨んだ。

 大阪、京都、神戸で演説した神谷氏は「参政党の選挙スローガンは『日本をなめるな』というちょっと挑発的なスローガンにした。日本を軽んじて、あきらめないでくださいという思い。日本が弱くなった原因は、自公政権の政治が悪かったから。この30年自公政権がやってきたことを見ると、国民にとってマイナスなことが多すぎる」と訴えた。

 さらに「自民党とか公明党がやってきた改革という名の下に、日本の富が外国に流出してますよって言いたい。国民の富を守らないといけない。日本の国益を守らないといけない。なんで30年間、こんなに失われてきたのか。にもかかわらず、どんどん法律を変えて、外国資本とかを入れてくるんですか?なんでどんどん移民が増えるんですか?」と語気を強めた。

 2020年に結党し、22年の参院選で神谷氏が全国比例で当選。国政政党になった。「私ひとりで、前回もらった176万票の民意を受けるのはしんどすぎる。今回の選挙で援軍を送って欲しいんです」と、最低4人の当選を目標に掲げた。

 第一声の場所に、大阪を選んだ理由として「近畿が最重点地域。近畿と九州。やっぱり西側から行かないといけないなと思い…西の方から温めていって、関東に流れを持って行きたい」と説明した。初の衆院選に「皆さんやっぱり、すごい愛をもって聴いてくださって。拍手のタイミングとか、別に頼んでなくてもちゃんと出るじゃないですか。すごく伝わっていると思います」と手応えを感じていた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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