iPhone16が話題だけど初代iPhoneはそんなに売れていたっけ?ガラケー転換点 日本上陸当初を振り返る

2024年9月9日にiPhne16の発売が発表された。さまざまなメディアがニュースとして取り上げており、iPhone人気は今や当たり前のようになったことが分かる。国内のスマホ利用者のうち約半数がiPhoneを使用しているというデータも存在しているほどだ。

そんなiPhoneだが、初めて日本で発売されたころには懐疑的な目を向ける人も多く、これほどまでに人気が集まることを予想した人は少なかっただろう。当時ガラケーを使用していた筆者も「タッチパネルだけで操作するなんて使いにくそう」「電池がすぐになくなるのでは」など、iPhoneに対して否定的な意見を持っていた。

初代iPhoneがアメリカなどで発売されたのは2007年6月のことだ。実はこの初代モデルは日本では正式に発売されていない。日本市場に初めて登場したのは2008年7月に発売されたiPhone 3Gである。

当時、独占販売権を獲得したソフトバンクが大々的なキャンペーンを展開してこともあり、iPhone 3Gは発売後3日で世界の販売台数が100万台に達している。この出来事はガラケー全盛期だった日本の携帯電話市場に、大きな転換点をもたらした。当初は「日本の携帯電話は進んでいるから、iPhoneは売れない」という声も多かったが、直感的な操作性とApp Storeによるアプリケーション拡張性が多くのユーザーを魅了していった。

初代iPhone発売から16年経過した今、カメラ性能の向上や生体認証技術の導入、5G対応など進化は留まることを知らない。最新のiPhone 16シリーズでは、Apple Intelligenceと呼ばれる新たなAI機能が注目を集めている。

かつてガラケーが当たり前だった日本の街中で、今やスマートフォンを操作する人々の姿が日常となった。iPhoneがもたらした変化は、単なる端末の進化にとどまらず、私たちの生活様式そのものを変えたといえるだろう。発売当時はiPhoneに懐疑的だった筆者も、今では熱心なiPhoneユーザーのひとりとなった。

技術の進歩は時に私たちの想像を超え、新たな可能性を切り開く。今後iPhoneはどのような進化を遂げ、私たちの生活にどのような変革をもたらすのだろうか。

(よろず~ニュース特約ライター・夢書房)

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