「ナイトスクープ」秘書が西田敏行さん追悼 忘年会で「もしもピアノが弾けたなら」の思い出
ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」の3代目秘書を務めた松尾依里佳が17日、俳優の西田敏行さんを追悼した。西田さんは同日、都内の自宅で亡くなっていたことが明らかになっていた。76歳だった。
西田さんは「ナイトスクープ」の2代目探偵局長を務めた。松尾は文字通り秘書のように、西田さんの隣で番組の進行を担当した。
インスタではにっこりほほ笑む西田さんとの2ショットを掲載。「西田敏行さんがご逝去されたという突然の訃報に触れ、まだ信じられない思いです。心よりお悔やみ申し上げます。」と悼んだ。「ABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』の秘書として、西田局長の隣で大変お世話になりました。VTRを見ている間、暗く照明を落としたスタジオで、局長の方を見なくても、感涙されたタイミングは気配ですぐにわかりました。依頼者の方々を愛おしみ、その思いに心揺さぶられ、笑ったり涙したりされる西田局長。その人情深さは私たち西田探偵局の精神的支柱でした。」と涙もろかった西田さんの姿を振り返った。
「ナイトスクープ」の忘年会では、演劇論を熱く語ったり、カラオケで「もしもピアノが弾けたなら」を披露することもあったという。「あの包み込むような笑顔、人の心の奥底に語りかけてくださるような温かい声、もうお会いできないだなんて、まだ現実のことと思えません。」とショックは大きい様子。「きっと天国で役者仲間の方々と語り合いになられることと思います。本当に、本当に、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。」と感謝を込めた。
(よろず~ニュース編集部)