恐怖姿のシンデレラが上映中に登場!映画「シン・デレラ」の「シン・絶叫上映」でスペシャル体験
グリム兄弟やシャルル・ペローの「シンデレラ」をベースに、冷酷残忍な処刑人に変貌した”ダーク・シンデレラ”を描いたホラー映画「シン・デレラ」(原題=Cinderella's Curse、ルイーザ・ウォーレ監督)の「シン・絶叫上映」が26日、東京・新宿ピカデリーで開催。恐怖姿のシンデレラがサプライズを演出した。
ハロウィンシーズンにピッタリのイベントで、劇中のホラーなシンデレラが上映中にランダムに登場。血まみれの純白ドレス姿で、武器を手にし、数回に分けて、劇場をモンスターのように練り歩き、ときには鑑賞者のそばに着席。主催者の狙い通りに客席から絶叫が起こったかは確認できなかったが、スクリーン映像との相乗効果で、恐怖の範ちゅうにとどまらない演出感を醸し出していた。
ルイーザ監督が「あまりシリアスに考えず、楽しい作品ですので、血と残忍さをエンジョイしてください」とコメントしていたように、残酷描写の中にユーモアが垣間見える作品。「シン・絶叫上映」は通常料金で11月4日にも同館で開催予定。絶叫や声出し、さらに仮装も大歓迎といい、血まみれのシンデレラがハサミとガラスの靴を武器にポーズを取った特製ホログラム・ステッカーが来場者に配布される。詳細は公式サイトまで。
【「シン・デレラ」あらすじ】昔々あるところにシンデレラという美しい娘がいました。継母と義理の姉たちによる虐待に苦しんでいたある日、庭で見つけた不思議な本を読んだ彼女の前に魔法使いの“フェアリーゴッドマザー“が出現。「舞踏会で王子様と踊りたい」と願ったシンデレラは、魔法の力によって憧れの王子とダンスをする夢が叶います。ところが王子や継母たちは舞踏会に参加している人々の前で、シンデレラのドレスを剥ぎ取り、全裸にして嘲笑、辱めの限りを尽くしたのです。その瞬間「復讐したい」と願ったシンデレラはガラスの靴を凶器に変え、邪悪な人間どもを残虐な手段で次々と血祭りにあげていく--!!
(よろず~ニュース・山本 鋼平)