「ケロがポチャ」松尾芭蕉の名句をモチーフにした大胆な新作俳句が話題「まさかの角度…」の声も
『おくのほそ道』などを記し、江戸時代を代表する俳人として知られる松尾芭蕉。今、X上ではそんな芭蕉の名句をモチーフにした新作俳句が大きな注目を集めている。
「【下手くそ松尾芭蕉】
なんかこう 古めの池に ケロがポチャ」
と自作の俳句を紹介したのはクリエイター、イラストレーターのももにくすさん(@momonicus)。
芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」の世界観をなんとも軽妙に表現したももにくすさんの俳句。"下手くそ"と断りを入れたものの、Xユーザー達からは
「これはこれでめちゃくちゃ上手いのでは...?」
「現代俳句なら大アリです」
「端的な表現が上手すぎるw」
「ちょっとまさかの角度で腹筋抉られましたww
なんかこうww
元も子もないけど意味的にはそうなのがまたじわる」など数々の驚きの声が寄せられているのだ。ももにくすさんに話を聞いた。
ーーこの句に込めた思いをお聞かせください。
ももにくす:込めた思いは特に無く、昔10分くらいで考えたのを急に思い出して投稿したまでです。
ーーところが大反響だったわけですね。
ももにくす:まさなこんなに賞賛されると思っていませんでした。各所で名作だと持て囃されているので「下手くそ」とした自分が空気読めてない感じになって恥ずかしい限りです。
◇ ◇
ももにくすさんのさらなる創作活動に期待したい。
なおももにくすさんは今回話題になったアカウントのほかに「教育番組」という架空の教育番組風Xアカウントも運営している。こちらはこちらで絶妙なおみしろみのツボをついてくる内容なので、ご興味のある方はぜひチェックされたい。
(よろず~ニュース特約・中将タカノリ)