SMエンタ創始者が別会社でアイドルプロデュース再始動「ルーキーズ」電撃公開 AIメンバーも在籍か
BoA、東方神起、少女時代などを生み出した、SMエンターテインメントの設立者であるイ・スマン氏(72)が、新生エンターテインメント会社のA20エンターテインメント(以下、A20)から、歌謡界へ電撃復帰を果たすと26日、韓国メディアが報じた。
記事によると同社が25日、公式YouTubeや中国のSNSポータルサイト「微博(Weibo)」などのSNSアカウントを通して、「ルーキーズ」(デビュー前の所属新人)を公開。映像では、いわゆる“ルーキーズ”と名付けられた練習生たちが数名登場し、視線を集めた。
年齢と性別でチームが分かれていると見られ、“ルーキーズLTG(ローティーンガールズ・15歳以下の少女)”、“ルーキーズLTB(ローティーンボーイズ・15歳以下の少年)”、“ルーキーズHTG(ハイティーンガールズ・16歳以上の少女)”というチーム名で全15人が登場した。
映像の中では、15人が入れ代わり立ち代わり登場し、パフォーマンスを披露。ルーキーズLTGに所属するXILIとSANSANの2人は、パフォーマンス途中にAIへと変身、仮想人物を想像させる。そして動画の終わりに「Produced by S.M. Lee」という文字が躍り、イ・スマン氏がプロデュースすることを明白にした。イ氏が歌謡界に返り咲き、プロデュースに着手するのは、約1年7カ月ぶりだ。
この映像では、A20が新人歌手1チームや、1人のデビューを準備するのではないという可能性を示唆している。同社は映像の説明で、K-POPではなく“Zalpha-Pop”という英語を使用。これは、イ・スマン氏が韓国だけでなく、世界の“Z世代+α世代”を狙ったものと解釈される。
2023年3月、イ氏はSMエンターテインメントを去る際「K-POPはK-POPを超えて、世界とともにグローバルミュージックとして、進化しなければならない」と、グローバル進出を強調していた。
(よろず~ニュース・椎 美雪)