「えっ、歩けるの!?」ハロウィンに登場した“まさか”のキャラにネット興奮!「発想が天才」「遭遇したすぎ」

 今や日本でも、季節の一大イベントになったと言っても過言ではない「ハロウィン」。そんな中、今年の仮装イベントに登場した“まさか”なキャラクターのコスプレに「発想が天才」「遭遇したすぎる」と驚きと関心が集まっている。

 話題になっているのは、X(旧ツイッター)ユーザーのsasukeさん(@sasuke_poker)が10月21日に「魔法の絨毯の仮装でシーに遊びに行ったんだけど友達が後ろから撮ってくれた写真が本当に魔法の絨毯で1日ずっと笑ってた」と題して投稿した写真。多くの人が主人公や目立つ敵キャラなどで仮装する中、sasukeさんが選んだのは「アラジン」に登場する、「魔法の絨毯」!歩いてたら思わず目を引いてしまう完成度です。

 sasukeさんは「アラジン」は幼いころから大好きな作品だといい、「『魔法の絨毯』は顔も口もないのに、ボディランゲージで仲間たちと沢山おしゃべりして、喜怒哀楽・表情豊かさはもちろん、主人公たちの恋や冒険をサポートし、作中ではなくてはならない存在感あふれるその愛おしいキャラクター性に魅了されて昨年からこの仮想を始めました」と選んだきっかけを話してくれた。過去にも「美女と野獣」のルミエール(見た目が「ろうそくの燭台」なキャラクター)や、「アナと雪の女王」のオラフ(雪だるま)などを仮装してきたといい、渋い脇役キャラに目がないようだ。

 またsasukeさんは「魔法の絨毯」のために、初のミシンも購入する入れ込みぶり。製作期間は「休日や仕事終わりの時間を利用してコツコツ作業をして、1ヶ月ほどで完成しました」。お気に入りのポイントは「遊びこころで魔法の絨毯の柄の中に『隠れミッキ-』が隠れてます(笑)」とのこと。実際に現場で見つけてくれた人もいるようで「嬉しくなって一緒にハイタッチしました」と話していた。

 この投稿には3日までに8万件以上のいいねが集まる大反響。「後ろについて行きたい」「ウキウキ度が背中から伝わってくる」「絨毯が歩いてる!」「コスプレあまり興味ないけど、これはいいなあ」など発想に感嘆する声が多く挙がっていた。また現場で「魔法の絨毯」を目撃し、SNSでこの投稿を見かけたユーザーから「家族で『魔法の絨毯が居たんだよ~』と話していました。笑顔にしてくれてありがとうございました」とコメントがあったそう。それらのコメントからsasukeさんも反響の大きさを感じ、「心がとても温かくなりました」と話してくれた。

 ちなみに筆者が感じていた「どこで着替えるんだろう」という疑問には「現場までは私服で向かい、衣装がポンチョのようになっているので開演前の列に並んでいるときに上から被ってます(笑)」と答えてくれた。そりゃそうだ、電車で見かけたら流石にビックリしそうですものね。

(よろず~ニュース・髙石 航平)

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