首班指名で“逆転の発想” ひろゆき氏、立憲民主党に「『玉木雄一郎』と書けば政権交代」と提案

 実業家のひろゆき氏が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、国会での首班指名に“アイデア”を提案した。

 ひろゆき氏は、立憲民主党の小西洋之参院議員の「国民民主が選挙で『野田さんを首相にする』と言ったかどうかではなく、『政権交代こそ最大の政治改革』等と訴え野党最大議席数を頂いた立憲民主党などへの国民の大多数の意思に反して、『自公過半数割れという政治的成果』を国民民主がいわば私物化することが問題なのです。」という投稿を引用。「立憲民主党が『政権交代こそ最大の政治改革』を本当に実現したいのであれば、首班指名で『玉木雄一郎』と書けば実現出来ます。」と指摘した。

 国民民主党の玉木雄一郎代表らは「首班指名では『玉木雄一郎』と書く」ということを明言している。首班指名で「玉木雄一郎」と書くことが、自動的に石破茂首相の延命につながるという理由で、ネットで「#国民民主党に騙されるな」「#国民民主党に騙された」というハッシュタグが広まるなど、一部では批判がわき起こっていた。

 衆院選後の議席数は、自民191、公明24。148の立民と28の国民民主が協力し、38の維新が“玉木首相”に乗れば政権交代が実現する形となる。ひろゆき氏は「立憲民主党は、石破氏を首相にするのか、玉木氏を首相にするのか選べる立場ですよ。『野田佳彦』と書くと、自民党石破氏の勝利。」とコメント。立民が選挙で掲げていた「政権交代」を実現するための逆転の発想を提示した。

 過去には1994年の自民党・社会党・新党さきがけによる「自社さ政権」で、社会党の村山富市氏が連立内では少数派ながら首相に就任したこともあった。

(よろず~ニュース編集部)

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