生誕75年の名優・松田優作さん、6日が命日…没後35年に追悼イベント開催、縁の深い殺陣師も登場

 生誕75年となる不世出の名優・松田優作さんが40歳の若さで1989年11月6日に死去してから35年の月日が流れた。その命日に識者による追悼座談会の配信が行われ、21日には日本を代表する殺陣師・二家本辰己(にかもと・たつみ)氏が公私ともに深い関係にあった優作さんを語るトークイベントが都内で開催される。

 6日午後7-8時に「【没後35年追悼配信】山本俊輔・佐藤洋笑・一角二朗・革パン刑事 座談会『俺たちの松田優作』」と題して無料配信。企画した作家・映画監督の山本俊輔氏は「私のほか、ライターの佐藤洋笑と一角二朗、昭和の刑事ドラマを激愛するDJの革パン刑事といった松田優作をこよなくリスペクトするメンバーがざっくばらんに優作さんを語ります。レアな書籍やレコードジャケットなどの資料も披露する予定です」と内容を紹介した。

 二家本氏は21日午後7時から東京・渋谷の「光塾COMMON CONTACT並木町」で開催されるイベントにゲスト出演。同氏は若き日に特撮番組「ウルトラマンレオ」のスーツアクターを務め、俳優として優作さん主演映画「野獣死すべし」などで共演後、優作さん唯一の監督作品「ア・ホーマンス」で殺陣師デビュー。優作さんにその才能を見いだされて殺陣師として開眼し、その後は北野武監督作品やテレビ朝日系の人気ドラマシリーズ「相棒」なども手掛け、日本のアクション映画界の第一線を走り続けている。

 佐藤氏と共に聞き手を務める山本氏は「今まで語られなかった優作さんの素顔を、間近で接してきた二家本さんからうかがいたいと思います。また、石原プロやセントラル・アーツ制作の名作刑事アクションドラマのエピソードもお聞きします。とても貴重な一夜になると思います。ご来場や配信視聴でお楽しみください」とアピールした。

(よろず~ニュース編集部)

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