薬物使用の疑いで実刑判決→拘束中に父が死去→控訴審で「これ以上の罰はない」とユ・アインが善処訴え
薬物を常習的に使用した疑いで、一審で実刑判決が下された俳優のユ・アイン(38)が、控訴審で善処を求めたと21日、複数の韓国メディアが報じた。
19日にソウル高等裁判所の刑事5部審理で開かれた2回目の控訴審で、ユ・アインの弁護人は「自身(ユ・アイン)のせいで父親の病状が悪化し、亡くなってしまった」「これ以上、大きな罰はない」と強調したという。ユ・アインの実父は8月、持病により死亡したと報じられた。
また「法律や規則を、悪意的に違反したことはなく、大麻吸引は海外旅行中に、好奇心でやっただけ」だと付け加えた。
検察は、ユ・アインがアメリカで共犯者とともに大麻を吸引し、他人に吸引方法を教えた疑いなどは、「単純な“好奇心”で済ませることはできない」とし、知人たちへ証拠隠滅を指示した状況も「重く見るべきだ」と、容疑の深刻性を指摘している。
ユ・アインの次の裁判は、11月28日に予定されており、検察と弁護人それぞれの追加証拠提出有無と、証人申請が主要争点になりそうだ。
(よろず~ニュース・椎 美雪)