ミン・ヒジン氏、HYBE広報責任者も告発「NewJeansに深刻な被害」記者への“業績修正要請”も話題

 “NewJeansの母”であるミン・ヒジン氏が20日、アドア(ADOR)社内取締役の辞任を電撃発表後、HYBE側へ向けて本格的な戦闘態勢に入った。

 まずは22日、BELIFT LAB代表をはじめとする、同社職員らを告訴したと発表。名誉棄損などの疑いで、50億ウォン(約5億円)の損害賠償を請求する訴訟を起こしたことを明らかにした。

 そして26日、ミン氏の法定代理人である法務法人セジョンは「ミン・ヒジン前代表は昨日(25日)、HYBE(ハイブ)最高広報責任者のパク・テヒ氏、広報室長のチョ・ソンフン氏を、業務上背任の疑いで龍山(ヨンサン)警察署に告発した」と伝え、「彼らは、HYBEのシェアードサービスPR組織所属として、アドアから手数料を受け取り、NewJeansの広報をすべき業務上地位にいるにもかかわらず、その責務を果たすどころかその業績を縮小するなど、アドアとNewJeansに深刻な被害を与えた」と説明した。

 これに先立ち7月、ソウル新聞のチャン記者はCBS「キム・ヒョンジョンのニュースショー」を通して「7月17日に、NewJeansの東京ドーム公演の記事と、HYBE株の記事を書いた。その後、HYBE側から記事修正の要請を受けた。もちろん事実の訂正はすべきだが、アーティストの業績を歪曲して誹謗中傷をするという、常識的にはあり得ない話をされた」「これまで、数えきれないほどのPR担当者に会ってきたが、こんなことを言われたのは初めてだ」と暴露し、HYBEのPR担当者との通話記録を公開していた。

 これについてHYBE側は、当時「NewJeansの日本アルバムの販売量に関する誤った情報があり、その修正を依頼しただけ」「NewJeansの業績を、否定的に伝える理由が全くない」と釈明している。

<以下、ミン・ヒジン前代表 公式声明>

 ミン・ヒジン前代表は昨日(25日)、HYBE最高広報責任者であるパク・テヒ、HYBE広報室長チョ・ソンフンを、業務上背任容疑で龍山警察署に告発しました。

 彼らはHYBEのシェアードサービスPR組織所属として、アドアから手数料を受け取り、NewJeansを広報すべき業務上地位にいながら、その責務を全うするどころか業績を縮小するなど、アドアとNewJeansに深刻な被害をもたらしました。

 彼らの罪に相応する、刑事罰が下されることを願っています。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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