「勝つ見込み無い」斎藤元彦氏は当選後の利益期待できず→PR会社はボランティア 元フジ長谷川豊アナが指摘

 元フジテレビの長谷川豊アナウンサーが27日未明、自身のX(旧ツイッター)を更新し、兵庫県・斎藤元彦知事とPR会社の契約問題について見解を示した。

 長谷川アナは「『兵庫県知事だから、便宜が図ってもらえると思ってボランティアでPRしたんだろ!』『だから利益供与だ』という面白投稿が散見される件」について投稿。「時系列思い出してくれ。あの段階で、選挙も始まらない、まだ駅頭のあいさつを始めた段階で『知事だから便宜』???いやいやいや。」とツッコんだ。

 続けて「メディアリンチの真っ最中でしょうが、あの段階で『斎藤さんが再選される』なんて誰が想像したよ。袋叩きだったじゃん。」と説明。斎藤氏が“告発文書”を発端としたパワハラ、おねだり問題などで大バッシングを受け、県議会の全会一致で不信任案が可決され、失職した状況だったことを指摘した。

 選挙戦が始まった以降でも「情勢調査を見ても、斎藤さんが逆転したのって残り2日か3日の段階よ?」と投票日直前まで斎藤氏が不利な状況が続いていたとした。「あの段階の斎藤さんにボランティアしてる段階で、『この人は誠実で応援したいから』『負けるとは思うけれど応援したい』とのボランティアであることは確定。それくらい勝つ見込み無かったじゃん。」とし、PR会社が“負け戦”にもかかわらず斎藤氏を応援していたとした。

 事前収賄とは「公務員になろうとする者が就任前において賄賂の収受等をおこなう」こと。勝つ見込みがなかった斎藤氏が、知事就任後の利益供与を約束してPR会社からの協力を得ているとすることに無理があるという理論を展開。「どこをどう見たら違法性があるんですか?」と疑問を投げかけた。

(よろず~ニュース編集部)

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